石野真琴のなんでもあり?

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原子力規制委委員長「低濃度汚染水は海に」

2013-07-27 23:59:59 | 趣味
 福島第一原発で溜まり続ける汚染水について、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「汚染の濃度が低いものは海に捨てられるようにしないといけない」との見解を示しました。
 福島第一原発には、現在40万トン以上の汚染水が溜まっていて、地下水の流入により、1日400トンのペースで増え続けています。今年4月には、地下の貯水槽から汚染水が相次いで漏れたほか、22日、汚染水が海に流出していたことが明らかになりました。
 こうした状況を受け、原子力規制委員会の田中俊一委員長は24日、「国の基準よりも低い濃度の汚染水は海に捨てられるようにしないといけない」との見解を示しました。
 「排水基準が決まっていますので、そのレベル以下になったものについて排出するというのは避けられないのではというのが私の率直な気持ち」(田中俊一委員長)
 海に放出した場合の影響や風評被害については今後、考えていく必要があるとしています。(24日18:38)

 福島第一原発で汚染水から高濃度トリチウム(三重水素)が、検出されたと言う報道があり、この汚染水は冷却水だけとは思えません、原子炉から漏れて出ている可能性も十分にあると思います。
 本当なら、例えば汚染水を集めておいて蒸発させて、残った放射性物質を集めると言った手法が取れるならそれがベスト・・と言っても、蒸発させた水に放射性物質が含まれてないとも言い難いですが。
 実際に汚染水を蒸発させるために莫大なエネルギーを投入する事は、原子力発電所の存在意義が問われますし、電気にしろ重油にしろ・・酷い無駄となります。
 そう考えれば、実際には出来る限り放射性物質を取り除いて、低レベルとなった汚染水は海に流すのがもっとも効率的な方法と言えます。

 心配なのは海生生物による圧縮でしょうか、放出時は低レベルの海水でも、小さなプランクトン、大きめのプランクトン、小魚、大きな魚と食物連鎖が進む間に、放射性レベルが上がる事があります。

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