20世紀後半から上昇していた地球全体の平均気温が、今世紀に入ってほぼ横ばいとなっているのは、海洋の深層部が熱を吸収しているためという研究成果を、東京大学大気海洋研究所の渡部(わたなべ)雅浩准教授(気候変動論)らのチームが発表した。
横ばい状態は一時的なもので、温暖化は着実に進行していると考えられるという。研究成果は、米国の地球物理学連合誌に掲載された。
2001~10年の地球の平均気温は、1961~90年の平均に比べ約0・5度高い。だが、2001年からの10年間の気温上昇は0・03度にとどまっている。なぜ上昇幅が小さくなっているのかはよく分かっておらず、温暖化自体への疑問の声も上がっていた。
渡部准教授らは、観測データを基にコンピューターで試算。その結果、最近10~20年間は、海面下約700メートルよりも深い層で熱の吸収が強まっている可能性が高いことが分かったという。渡部准教授は「約10年間隔で起きる海洋循環の変化が影響しているようだ。今後、再び気温上昇が始まる可能性が高い」と話している。
大自然、地球の熱収支、バランスがどうなっているのか・・まだまだ人間には理解の外にありますが、その一端が解ってきたと言う事でしょうか。
深海の温度が上がっているとすれば、その海洋循環が僅かずつ変化していると言う事でしょう。
他にも北極の氷が融けている事が知られており、これも深海が熱を吸収している証拠かも知れません。北極海の氷が融ける事で、船の北極航路が開ける可能性がありますが、それより地球温暖化は大きな問題です。
南極大陸の氷が融けていると言う観測結果もあり、これも地球温暖化の影響と思われます。
平均気温の上昇が横ばいでも、地球温暖化は確実に進んでいると考える必用があります。
横ばい状態は一時的なもので、温暖化は着実に進行していると考えられるという。研究成果は、米国の地球物理学連合誌に掲載された。
2001~10年の地球の平均気温は、1961~90年の平均に比べ約0・5度高い。だが、2001年からの10年間の気温上昇は0・03度にとどまっている。なぜ上昇幅が小さくなっているのかはよく分かっておらず、温暖化自体への疑問の声も上がっていた。
渡部准教授らは、観測データを基にコンピューターで試算。その結果、最近10~20年間は、海面下約700メートルよりも深い層で熱の吸収が強まっている可能性が高いことが分かったという。渡部准教授は「約10年間隔で起きる海洋循環の変化が影響しているようだ。今後、再び気温上昇が始まる可能性が高い」と話している。
大自然、地球の熱収支、バランスがどうなっているのか・・まだまだ人間には理解の外にありますが、その一端が解ってきたと言う事でしょうか。
深海の温度が上がっているとすれば、その海洋循環が僅かずつ変化していると言う事でしょう。
他にも北極の氷が融けている事が知られており、これも深海が熱を吸収している証拠かも知れません。北極海の氷が融ける事で、船の北極航路が開ける可能性がありますが、それより地球温暖化は大きな問題です。
南極大陸の氷が融けていると言う観測結果もあり、これも地球温暖化の影響と思われます。
平均気温の上昇が横ばいでも、地球温暖化は確実に進んでいると考える必用があります。
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