【ワシントン時事】米上院軍事委員会のレビン委員長(民主)、マケイン筆頭理事(共和)は7日、連邦議会で記者会見し、米軍が導入した装備から少なくとも100万個の偽の電子部品が見つかり、その大半が中国製だったとする同委の調査結果を発表した。
偽部品が発見されたのは、ミサイル防衛(MD)システムの一つである戦域高高度地域防衛(THAAD)ミサイルや対潜ヘリコプター、輸送機に搭載されたコンピューター機器などで計1800件。
レビン氏によると、これらの偽電子部品の流通経路をたどったところ、7割の製造元が中国企業だった。一部は、廃棄物から取り出した部品を新品に見せかけ販売したとみられるという。
同氏は判明したケースについて「氷山の一角にすぎない」と指摘。さらに多くの偽部品が使用された可能性に言及した。
米軍で使用している機器の規格はMIL規格と呼ばれている規格で、日本の標準規格であるJIS(日本工業規格)より遙かに厳しい規格であるとされます。
ウィキペディアによれば、「軍隊が使用する物資を意図した規格のため、屋外での利用 (そのため防水・防塵性能などが重視される) や苛酷な環境 (非常な高温・低温、高い重力加速度等) を考慮する。民生用と比較するとかなり性能過剰な部分も見られるが、中にはTOUGHBOOK (パナソニック) などのように、逆にその部分をセールスポイントとしてアピールする製品もある。」とあります。
ウィキペディアの通りで特に防水・防塵性能と高温・低温性能を要求されます。
当然ですが厳しい規格だけに製造にもコストが掛かり、それだけ高価な物となります。
中国製品がこのMIL規格を満足しているものであれば良いわけですが、米国内企業や日本企業がその精度を出す為に苦労しているわけで、そう簡単に作れる物ではないと言えます。
しかし、兵士がその命を掛けて戦うような環境下で、故障しない事を眼目としているだけに、民生品のようにちょっと故障したでは済まない、兵士の命が掛かっているものです。
中国の部品を使用する事でコストは下がり、安くなった分がどうなったか、という問題もありますが・・。
これが本当なら徹底的に糾明しないと、軍部そのものが大きな批判に晒される事になるものと思われます。
偽部品が発見されたのは、ミサイル防衛(MD)システムの一つである戦域高高度地域防衛(THAAD)ミサイルや対潜ヘリコプター、輸送機に搭載されたコンピューター機器などで計1800件。
レビン氏によると、これらの偽電子部品の流通経路をたどったところ、7割の製造元が中国企業だった。一部は、廃棄物から取り出した部品を新品に見せかけ販売したとみられるという。
同氏は判明したケースについて「氷山の一角にすぎない」と指摘。さらに多くの偽部品が使用された可能性に言及した。
米軍で使用している機器の規格はMIL規格と呼ばれている規格で、日本の標準規格であるJIS(日本工業規格)より遙かに厳しい規格であるとされます。
ウィキペディアによれば、「軍隊が使用する物資を意図した規格のため、屋外での利用 (そのため防水・防塵性能などが重視される) や苛酷な環境 (非常な高温・低温、高い重力加速度等) を考慮する。民生用と比較するとかなり性能過剰な部分も見られるが、中にはTOUGHBOOK (パナソニック) などのように、逆にその部分をセールスポイントとしてアピールする製品もある。」とあります。
ウィキペディアの通りで特に防水・防塵性能と高温・低温性能を要求されます。
当然ですが厳しい規格だけに製造にもコストが掛かり、それだけ高価な物となります。
中国製品がこのMIL規格を満足しているものであれば良いわけですが、米国内企業や日本企業がその精度を出す為に苦労しているわけで、そう簡単に作れる物ではないと言えます。
しかし、兵士がその命を掛けて戦うような環境下で、故障しない事を眼目としているだけに、民生品のようにちょっと故障したでは済まない、兵士の命が掛かっているものです。
中国の部品を使用する事でコストは下がり、安くなった分がどうなったか、という問題もありますが・・。
これが本当なら徹底的に糾明しないと、軍部そのものが大きな批判に晒される事になるものと思われます。
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