石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

堺港火力発電停止 タービン損傷

2011-08-20 22:01:56 | 趣味
 本日の東京地方の天候は曇でした。これから雨がふる可能性もありますが、今のところ曇で良いと思われます。都心部の最高気温は25℃、最低気温は23℃。三多摩地域の最高気温は25℃、最低気温は21℃でした。週間天気予報による東京地方の明日は雨時々曇、明後日は曇時々雨、明々後日は雨後曇、水曜日は曇時々晴、木曜日は曇時々晴、金曜日は曇時々晴、土曜日は曇となっています。

 関西電力は14日、堺市にある火力の堺港(さかいこう)発電所2号機(出力40万キロワット)でトラブルが発生し、13日朝から運転を停止したと発表した。ガスタービンの羽根の一部に損傷が見つかったといい、運転再開までには少なくとも数カ月以上かかるという。
 関電管内では7月、不具合で停止した火力の姫路第2発電所5号機が同月14日に再開したばかり。夏場の電力不足を回避するため、関電では火力発電所を最大限活用する計画だが、堺港2号機の停止で、電力確保は一段と厳しくなりそうだ。
 関電によると、堺港2号機では13日午前10時40分ごろ、ガスタービン内の異常を示す警報が作動し、自動停止。設備の冷却を待って14日昼に内部を目視で点検したところ、タービンの羽根295枚のうち一部に損傷が見つかった。
 関電では今後、原因究明を進めるとともに補修作業を行うが、損傷範囲や部品の調達具合により、再開には少なくとも数カ月以上かかるという。
 関電管内の8月後半の供給力見込みは2978万キロワット。関電では現在、原発11基のうち7基が停止しており、火力発電所を最大限活用する方針を打ち出しているが、堺港2号機の停止でさらに供給力が低下する。
 堺港2号機の停止について、関電は「電力不足の中で影響は大きいが、さらなる節電をお願いするとともに、電力確保に努めたい」としている。

 電力量を計算する場合、最低でも1割ぐらいの余裕が必要ですが、実はそれ以上に余裕発電施設も必要です。
 こう言うトラブルが何時発生するか判らないのです。そう考えた場合、総需要量の最低でも2割以上の余裕発電施設と、1割以上の発電余力が必要と言って良いかも知れません。
 思うに原子力発電施設にしても、火力・水力発電施設にしても、意外と稼働率は低いような気がします。

 原子力発電設備の定期点検後に運転出来ないと言うことは、余裕発電施設が無くなると言うことで、ますます電力需給は逼迫する可能性があります。
 東北電力管内では100万キロワット以上の水力発電施設が、大雨と洪水によって起動不能となり、今度は関西電力で40万キロワットの火力発電設備が運転不能となりました。
 8月はもうじき終わりますが、今度は冬の電力需給ピークが待っています。

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