石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

殺人の時効40~50年に延長案

2009-03-30 20:30:45 | 趣味
 東京地方の本日の天候は快晴でした。絵に描いたような快晴と言うのは今日のような事を言うのでしょうか、それにしても陽が伸びました、6時の日射時間は10分、18時の日射時間は30分が記録されています。この日射時間と言うのは実際に太陽が出ていた時間ではなく、日射センサーが日射と認識した時間です。太陽光電池を用いた場合はある程度の日射量により発電出来た時間と見れば良いのです。この日射量はある程度以上の日光の強度が必要なので、実際に空が明るくなった時刻や完全に暗くなった時刻から見れば差が生じています。都心部の最高気温は12℃、最低気温は5℃、三多摩地域の最高気温は13℃、最低気温は4℃でした。
 週間予報によれば4月1日に水曜日に雨マークがありますが、降水確率は50%となっていて微妙なところです。4月3日頃になると一気に気温が上がるようなので、4月4日が桜の見頃となりそうです。

 殺人など重大事件の公訴時効の見直しを検討している法務省の勉強会が今年度末にとりまとめる中間報告の全容が27日、明らかになった。
 被害者の遺族らが求めている時効制度の廃止は困難との考えを示し、時効期間を延長する方向を打ち出した。法務省は、現行の25年から40~50年に延長する案を軸に検討を進める方針だ。中間報告は、法務省の「公訴時効勉強会」に設けられた作業部会(座長・早川忠孝政務官)が1月から計6回の会合を開いて議論し、作成した。
 報告は時効制度について、「被害者を含む国民の正義観念や規範意識を十分に踏まえたものにする必要がある」と見直しの必要性を明記。見直しの具体策として、〈1〉時効撤廃〈2〉時効期間の延長〈3〉犯行現場で採取されたDNAを基に、被告人を氏名不詳のまま起訴する制度の導入〈4〉検察官が裁判所に時効停止を請求できる制度の導入--の4点を挙げた。
 時効撤廃に関しては「永続的に捜査態勢を維持し、記録や証拠品を保管することは困難」として、実現は難しいとの考えを示唆した。時効期間の延長は「現行体系となじみやすい」とした上で、「大幅に延長することも考えられ、その際は犯人が明らかになったのに処罰できないという事態は相当少なくなる」と指摘した。勉強会は今後、被害者団体や有識者、法曹関係者から意見を聞くなどして議論を重ね、夏に最終報告書をまとめる方針だ。

 現在の時効は、従来の15年から延長されて25年となり、さらに今度40年から50年、半世紀に延びるという事です。寿命が80年以上に伸びている現在、25年でも短いと言う感覚が、さらなる延長にと言う議論になるのでしょう。しかし時効を無くすと言うのは、社会的に見て難しいでしょう。時効60年とすれば、ほぼ時効は無くなったとも言えますが、さてどうでしょうか。
 10代の後半で殺人を起こしたとして、60年の時効となれば70代の後半、時効が成立したとして寿命は、もうほとんど残っていない計算となる。
 本来、時効制度は、15年間社会の中で逃げ回り、社会的な制裁受けているからと言う理由だったと思うのですが、これで事実上の時効が無くなる事は良い事だと思います。
 やはり殺人に時効はないと言うのが正しいでしょう。

 半世紀も経過すれば、様々な技術が進んでいるでしょうから、色々な条件で真犯人が判明する可能性はあります、しかし判明したが、もう時効で逮捕されないと言うのでは、殺された被害者、被害者の家族が浮かばれません。
 他の犯罪に関しては時効があっても良いと思いますが、やはり殺人に関しては、時効は無いも同然と言う状況となるのが必要だと思います。

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