最近、ダムが注目を集めていると聞いたので、知っている範囲でダムの話を書いてみます。間違っていたら指摘願います。
ダムと言うと、世間一般では、ダム本体とダム湖、ダムに付随する施設を言いますが、狭義では河川法で定義される「河川の流水を貯留し、又は取水するため第26条1項の許可を受けて設置するダムで、基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル以上のもの」となります。
ダムとは堰堤、つまり堤(つつみ)の事で、河川内に建造して水を堰き止めるものを言うのです。
従って、広義のダムは、狭義のダム(堰堤)、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備、ダム湖、ダム湖付随施設(ダム周辺の公園)を全て含んでいると言えます。
通常、ダム堰堤、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備、ダム湖はダム管理者と呼ばれる国交省、地方自治体、電力会社が管理し、ダム湖とダム湖付随施設は地方自治体が管理する事が多いようです。
同じ県が全部を管理する場合でも、ダム湖とダム湖付随施設は公園として管理し、ダム堰堤、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備は県企業局が管理運営すると、内部的には異なっている場合が多いようです。
また定義として、積極的に河水を貯留する目的を持たない堰堤はダムには分類しない方針と言う事なので、大型の砂防ダムは高さが15メートル以上あっても、砂防ダムであってダムとは分類しません。
また、15メートル以下のダムで発電用水を集めるダムも、大型ダムとは別個の扱いとなっています。
似たような施設としては、堰と頭首工があります。基本的に堰は高さが15メートル以下と言う事になってますが、厳密に区分けする事は難しいようです。
自分の感覚から言えば、常時下流水面とダム湖水面との高さが10メートル程度ある場合はダムと呼び、下流水面とダム湖水面との差が小さい場合(主に河口堰)は堰と呼ぶ事が多いようです。山から平地に下る直前に出来たダム(船明ダム等)は、堰のように放流量がそのまま川に流れるような形になっています。
頭首工はまさに瀬の低いダムで、堰堤で水を堰き止め水位を上げ、取水する設備です。
ダムと言うと、世間一般では、ダム本体とダム湖、ダムに付随する施設を言いますが、狭義では河川法で定義される「河川の流水を貯留し、又は取水するため第26条1項の許可を受けて設置するダムで、基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル以上のもの」となります。
ダムとは堰堤、つまり堤(つつみ)の事で、河川内に建造して水を堰き止めるものを言うのです。
従って、広義のダムは、狭義のダム(堰堤)、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備、ダム湖、ダム湖付随施設(ダム周辺の公園)を全て含んでいると言えます。
通常、ダム堰堤、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備、ダム湖はダム管理者と呼ばれる国交省、地方自治体、電力会社が管理し、ダム湖とダム湖付随施設は地方自治体が管理する事が多いようです。
同じ県が全部を管理する場合でも、ダム湖とダム湖付随施設は公園として管理し、ダム堰堤、放流・取水設備(発電を含む)、観測設備は県企業局が管理運営すると、内部的には異なっている場合が多いようです。
また定義として、積極的に河水を貯留する目的を持たない堰堤はダムには分類しない方針と言う事なので、大型の砂防ダムは高さが15メートル以上あっても、砂防ダムであってダムとは分類しません。
また、15メートル以下のダムで発電用水を集めるダムも、大型ダムとは別個の扱いとなっています。
似たような施設としては、堰と頭首工があります。基本的に堰は高さが15メートル以下と言う事になってますが、厳密に区分けする事は難しいようです。
自分の感覚から言えば、常時下流水面とダム湖水面との高さが10メートル程度ある場合はダムと呼び、下流水面とダム湖水面との差が小さい場合(主に河口堰)は堰と呼ぶ事が多いようです。山から平地に下る直前に出来たダム(船明ダム等)は、堰のように放流量がそのまま川に流れるような形になっています。
頭首工はまさに瀬の低いダムで、堰堤で水を堰き止め水位を上げ、取水する設備です。
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