石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

『MOZU』喫煙シーンに賛否

2014-06-02 23:59:59 | 趣味
 西島秀俊主演のドラマ『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)。ハードボイルドな公安警察のエースを西島が好演しているが、このドラマ、喫煙シーンがとにかく多いと話題になっている。

「最近のドラマにしては本当に珍しい。食事中や車での移動中だけではなく、歩き煙草をするシーンもある。西島や香川照之の2人が顔を合わすシーンでは、2人して吸っているからすごく目立つんです。初回の2時間枠の放送では、トータル20分近くも喫煙の場面があった。ドラマ関係者の間でも話題ですよ」(テレビ局関係者)
 ネット上では「ハードボイルドな雰囲気でかっこいい」と好意的な声も多いが、「あれだけ煙草のシーンが多いと、高校生とかがかっこいいと思ってまねしてしまう」「意図がわからない」「歩き煙草はよくないのでは?」といった批判的な声も出ている。
 ドラマや映画で喫煙シーンが取りざたされたのは、宮崎駿監督のアニメ映画『風立ちぬ』が記憶に新しいところ。
 NPO法人・日本禁煙学会が、「こども達に与える影響は無視できません」と制作サイドに要望書を提出。このときは、嫌煙派と表現の自由などを訴える人たちとの間で、賛否両論の論争に発展した経緯がある。
 日本禁煙学会では、『MOZU』の喫煙シーンについて、「『風立ちぬ』と違って、このドラマは子供向けの設定ではありませんので」と静観の構え。しかし、一部の会員からは作品に批判の声も出ているという。
 上智大学文学部新聞学科の碓井広義教授(メディア論)は「煙草はあくまでドラマの演出上の小道具として登場しているだけ」と言って、こう指摘する。
「『MOZU』は、“男たちの戦い”の世界を描いている刑事ドラマですよね。その中で、煙草を吸う登場人物がいても何らおかしくない。ドラマを見た人に煙草を吸うように誘導しているとか、未成年者への悪影響とかを言いだすときりがありません。大前提として、フィクションのドラマであるわけです。
 こういった批判が出てくると、制作側が萎縮してドラマを自由に作れなくなってしまう。極端な話、刑事ドラマなのに、拳銃も撃たない、血も流れない、ということになっていくと面白くなくなってしまいます。制作側が描きたい人物がいて、そのキャラクターを形作るうえで煙草が必要であれば使うのは演出上、自然なことだと思います」

 何年か前、昔のドラマの放送で喫煙シーンが多い事が批判された事があります。
 例えばですが、まだテレビドラマの創世記に作られた月光仮面などでは、主人公が常にパイプを加えて煙草を吹かしています。もちろん探偵に協力する警部もですが。
 昔のドラマはその時代を反映して作られているので、喫煙シーンが云々は意味がありません。
 問題は『MOZU』が、現在に作られたドラマであると言う事でしょうか。
 現在に置いて喫煙は悪となっており、それを増長させるような表現は決して良いとは言えないと思います。

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