石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

ご飯の硬さは“西柔東硬”だった!?

2011-11-13 22:18:41 | 趣味
 友達の家にお邪魔して、夕飯をご馳走に。だけど、出されたご飯が柔らかくて、「ベチャベチャ」な状態! 自分の好みに合わないな~、なんて経験ありません? ご飯の硬さは、育ってきた家庭などの要因によって、好みが分かれるのは当然のこと。では、そもそも地域による違いっていうのはあるんでしょうか? 米・食味鑑定士協会の鈴木秀之さん、教えてください。
 「同じ品種のお米で炊いたご飯で、同時にいろいろな地域の人に食べてもらう、というようなデータがないので、正確なことはいえません。ただ、大きな傾向としてあるのは、西に行くほど柔らかめで、東に行くほど硬めのご飯が好まれているようですね」
 そうなんですか! それはどういった理由からでしょう?
 「あくまで1つの仮説ですが、日本は東に行くほど緯度が上がりますよね。東北地方や北陸地方など冬に積雪があって野菜を作れない地域では、冬に食べられる食品を保存できるよう、漬物を作る習慣が発達してきました。漬物は、塩やぬかに野菜を漬ける前に一度乾燥させているので、歯ごたえが硬めのものが大半。秋田名物の、大根をくん製にして作る『いぶりがっこ』などが良い例です。東日本ではそういった硬い食べ物に古くから慣れ親しんできたため、それに合わせて硬めのご飯が好まれてきた、といえるのではないでしょうか」
 なるほど、寒い地域の方は、硬いものを受け入れる土壌があったということですね。
 ちなみに、三洋電機コンシューマエレクトロニクスが平成16年度に行った、代表的なお米の品種の性質の違いを調べたデータによると、あきたこまちは、粘りが強く、硬めという結果が出たという。東北地方の秋田県で開発されたあきたこまちが硬め、というのは先ほどの話とかかわりがありそうですね。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)(R25編集部)

 非常に面白い記事を見つけました。
 ご飯の堅さは確かにその育ちに関係があると思います。つまり親(日本の場合は母親が炊く場合が多いのですが、父親の好みもある)が堅めの御飯を好めば、子供も堅めの御飯を好む傾向となるように思います。
 そして、その傾向が“西柔東硬”と言うのも、やや頷けるかも知れません。
 と言っても自分の場合は実家が伊豆、そして長く住んでいたのが東京なので、関西に比べるとやや堅めの御飯を好むようです。柔らかい御飯よりお米1つ1つがしっかりした堅さが好きです。

 自分が思うにですが、御飯の堅さと関西の粉物文化には、大きな関係があるかも知れません。大阪の粉物と言えば「お好み焼き」「たこ焼き」が有名で、小麦粉を練って作るこれらは、御飯に比べるといずれも柔らかいものです。

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