石野真琴のなんでもあり?

多趣味な石野真琴が、普段感じている事、将棋、祭り、甲冑等々、趣味の内容を描きます

衣食住(その5)

2005-12-27 21:16:11 | 趣味
 江戸時代、「火事と喧嘩は江戸の花」と言い、それほど火事が多かったと言う江戸の町は、何度焼かれてもそのたびに復旧させて来た。地震で崩壊した事も何度かある。
 これも木材と紙で作られた家だから出来た事で、煉瓦やブロックなどで作った家は火事には強くとも地震には弱く、完全に家が崩れてしまってからでは、簡単に復旧させる事は難しいのである。
 樹木は40年から50年で立派な大木となる、人も家をその周期に合わせるように作り替えるべきなのかも知れない。
 今のコンクリートのビルも、耐用年度は60年ぐらいである。同じ耐用年数であるならば、始末に困らない木造建築の方がよっぽど優れていると思う。シロアリなどに食われると半分以下に減ってしまうが・・・。
 住居で使用されている木材ならば、廃材となって薪となり、燃えて水を沸かす事が出来る、今でも銭湯などではこの廃材で、お湯を沸かしている。
 木材で作られた日本家屋では湿気が大敵であるが、この湿気を上手く逃がす工夫がされている。それだけに機密性が低いのである。
 日本の冬はそれほど寒くない、北海道ならばオンドルのような暖房が必要であろうが・・。機密性の高い家に暖房を効かせ、半袖で生活する必要は無いと思う。暖房などこたつがあれば充分だ。少なくとも東京あたりでは。
 人は座って半畳、寝て一畳という。それだけの面積があれば暮らす事は出来るのである。無理をしないで一人四畳半から六畳の面積を上手く使って生きるべきであろうか。
 ただ、この日本列島は意外と雨が多い、この雨を凌ぐ事は非常に重要である。そして風、地震対策は重要事であろう。
 しかし寒さを凌ぐ家屋の重要さは、それほど寒くないとは言え重要である。

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