さて、酒も購入し梅ヶ島の蕎麦屋「湯元屋」へ一直線。ここの手打ち蕎麦は一食の価値ありである。蕎麦は細くて腰があり角が立っている。冷たくつるりとした喉ごしがたまらない。中一週で来た甲斐があるってもんだ。
蕎麦を食べた後、日本三大崩れといわれている大谷崩れを見物にいくが、ガスって見えない。残念だが途中で引き返す。
早く風呂に入ろうてな訳で、今宵の宿「泉屋旅館」へ。風呂は内風呂中心でPH9.6ぐらい。透明でツルツル感のある所謂「美人の湯」の部類だ。
夕食前、部屋での前哨戦はビールで乾杯。夕食はいつもは部屋出しだそうだが、カラオケ付きの宴会場での夕食とする。鹿刺しと猪を肴に持ち込みの山田錦と備前雄町の袋吊り雫酒「純米吟醸臥龍梅」を楽しむ。
いつものようにオレがオレがのカラオケ大会。オジサン連中相も変わらずさっぱり新曲がない。時間制限8時までの夕食のあと、風呂の合間に「冷やおろし臥龍梅」で夜中の1時近くまで談論風発。
翌日は、何時か来た道、先々週とは逆方向、スリル満点の安倍峠越えで身延山へ。物見遊山の身延参りの後、十谷温泉入り口の「鰍の湯」で昼飯とひとっ風呂。サラサラした大変気持ちのいい評判の温泉である。大広間で昼寝も気持ちがいい。
帰りは中央高速甲府南ICから、途中3時頃にもかかわらず原因不明の大渋滞に巻き込まれる。 が、しかし、早慶戦の第二戦早稲田優勝のテレビ中継。仲間にも早・慶OBがいるため車中飽きずに過ごす。
秋葉原中央口ロータリー路上ライブのど真ん中に無事帰着。直ちにデジカメ写真をアキバヨドバシで現像、これにて解散、伸び伸び温泉旅行も無事終了した。