今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

年の瀬の「神田明神」と木の温もりの「新会館]

2018年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の年末行事の一つに、神棚の注連縄と新しいお札(天照大神宮、神田大神、荒神様)の交換がある。神棚の清掃を終え、お札を戴きに神田明神に行く。銭形平次碑の先の収め処に古いお札を収めた後、新しくできた明神会館でお札を3千円で購入する。年始の準備の終えた大賽銭受けの横の階段から、本殿前で新しいお札に御霊を吹き込み願いつつ静かにお参りする。

   神田明神(正式には神田神社という)は、西暦730年(天平2年)に創建し、2029年には創建1300年を迎えるにあたって、地上4階・地下1階建ての文化交流館を建設した。文化交流館のは梁や柱に木をふんだんに使い、木造耐火構造であるという。洋風と和風をマッチした近代的な建物である。

  ちょうどお昼の時間帯、会館内のお土産売り場に隣接したお休み処で昼ご飯を食べることにした。メニューに益々繁昌御膳(2000円)、自然薯と月見うどんとお稲荷さん二個のセット(1000円)。甘味、飲み物メニューは凡そ600円~である。木の使い方も良く、落ち着いた雰囲気で食事が取れる雰囲気である。新しい名所となるだろう。

 例年になく静かな年の瀬。体調を壊し不本意なH30年であった。H31年は干支の年男、「神田大神」さんには体の回復と家族中心の生活を期すべく祈る。 


浅草「三の酉」の賑わいと、焼きそば「三島屋」

2018年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム

  今年も、浅草の鷲「おおとり」神社の今年最後の「酉の市」に家族で出かける。商売繁盛の「熊手」が人気の神社、神社大鳥居の遠くから並ぶ人並の大部分は「酉の市」の煌びやかで景気のいい掛け声を聞きに来たのだろう。参道脇の石原慎太郎一族などの有名人の名入の「大熊手」も見物だ。江戸の風情を感じる。

 鳳神社の参拝前に、接客商売の縁起物「熊手」のルーツ「かっこめ」を我が家の神棚に鎮座まします「かっこめ」を収め、新しい「かっこめ」を求めに行く。神社社務所直轄販売の「かっこめ」は千円、「熊手」より見た目は遙かに質素だが直轄だけに「ご利益」はありそうだ。

 屋台の並ぶ裏道から入り、隣接のお寺「妙見様」をお参りの後、参拝者の横からお賽銭を投げて神社のお参りをする。「酉の市」の賑やかな空気をたっぷりと吸い込み、参列者の列を横切って人の波の屋台道へと出る。

 帰り道すがら、腹も空いたのでいつもの三島屋」で一休み。焼きそば」、「たこやき」、「今川焼」などがテイクアウトで人の列のできている。いつもながら、路上のお客の列と犇めく屋台のためか死角となって案外座れるのだ。今年もテーブル席が丁度一つ空いていた。

 この店の、たこ焼き(350円)、やきそば(350円)は美味しい。屋台の500円と比較して量も遜色なくリーズナブル。今川焼(100円)、蜜豆(300円)、あんみつ(400円)など甘味も充実。飲み物はセルフでクーラーから缶類のソフトドリンク200円と座って飲めて安心して食べらる。3人で約3千円でお腹一杯になる食べた。 来年も「鷲神社」酉の市の賑わいと「三島屋」で焼きそばを食べたいものだ。

 帰りは、西浅草の街をブラリ旅しつつ、当家の宗派、浅草本願寺「阿弥陀様」へお参りする。