感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「圓光寺」〜徳川家康ゆかりの京都市内も眺望できる美しい庭園のあるお寺✨

2018-12-24 08:05:00 | オススメの神社仏閣
今日は11月の平成最後の紅葉狩りの回想記の続きと言う事で、11月24日土曜日、金福寺と詩仙堂を拝観した後、まだ時間もあったので、詩仙堂から直ぐ近くにある圓光寺へ向かった私🚶‍♀️

徒歩数分で到着した圓光寺も詩仙堂に負けないくらいの人出だった(*_*)


ここまで来たからにはと取り敢えず行列に並んだが、中には拝観待ちの長蛇の列を見て、引き返す人も多かった(((^_^;)


山門に入るまでの待ち時間は、この日一番長かった(*_*)


漸く山門の前まで辿り着く↓


山門を入って直ぐの所には、受付所が↓
拝観料を支払って、御朱印もお願いする。今回は売り切れてなくて一安心(^_^;)


山門から建物までのアプローチ↓


圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺院。山号は瑞巌山(ずいがんさん)、開山は閑室元佶(三要)、開基(創立者)はかの徳川家康との事。

徳川家康の命により、日本における初期の活字本の一つである「伏見版」の印刷事業が行われたお寺でもあるそうだ。

石畳を上って行くと、建物の入り口が見えて来た↓


入り口を入って直ぐの所には、十一面観音像が↓
優美で穏やかな表情が印象的な本尊、千手観世音菩薩坐像は鎌倉初期の天才仏師、運慶の作と伝えられている。


そして、本堂の前には、" 奔龍庭 "が↓


こちらは、白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水。
荒く切り立った石柱は龍の周囲に光る稲妻をも表現し、庭園全体に躍動感を与えているのだそう。スゴい迫力で圧巻の枯山水だった✨


弄龍庭には色付いた紅葉もあり、白い砂に赤い紅葉がひときわ目立っていた↓


こちらは本堂に入るまでにはあった襖絵↓きらびやかで綺麗だった✨


本堂にはこちらから入って行く↓


入って直ぐの所には、一文字の手水鉢も↓白い山茶花と赤い紅葉が浮かべられていて、こんな所にこのお寺のセンスが感じられる🎵


本堂は沢山の人で溢れていた(*_*)


こちらから本堂に入って行く↓


本堂の中の様子↓


本堂方丈の襖絵「観楓山水図・脩竹清風図」は南宗画の巨人、富岡鉄斎が明治十八年(1885)に紅葉の圓光寺を訪れて描いたもの。

四本の襖両面を大胆に使って描かれたこの山水画では雄大な山々や木々がすべて点描で表現されている。

署名のなかには「於圓光精舎」と記されていて、精舎とは寺院を指すとともに、学びの場を意味する言葉でもあるとの事。学問所として興った圓光寺は、各時代を通じて絵師や文人たちが集い、語り合うサロンでもあったのだろうとの事。


本堂の縁側に座って素晴らしい庭を眺めている人達↓


本堂から見えるこの庭は、" 十牛之庭 "と言われている。

牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして近世初期に造られた池泉回遊式庭園。




十牛図に描かれた牛とは、人間が生まれながらに持っている仏心をあらわしている。牧童が禅の悟りにいたるまでの道程であり、懸命に探し求めていた悟りは自らのなかにあったという物語との事。


こちらは、十牛之庭 にある" 水琴窟 "↓


縁が広い盃型の手水鉢を用いた水琴窟はあまり例が無く、古くから「圓光寺型」として多くの趣味人に愛されてきたのだそう。
ハッとするくらい美しかった🍁

本堂を出て、十牛之庭を撮影したのがこちらの写真↓


庭から見た 本堂の様子↓


こちらは鐘楼↓


洛北からの景色と東照宮があると言う高台に行ってみる事に(*^ー^)ノ♪


途中の紅葉の美しかった事( ☆∀☆)


お天気が良かったのが何よりで、陽の光を浴びて輝く様に美しい紅葉↓


そして現れたのが、 こちらの洛北からの景色↓
お天気が良かったせいもあり、本当に素晴らしい眺望だった✨


北山や嵐山も一望でき、圓光寺のみどころの1つでもある。


こちらが徳川家康を祭っている東照宮↓


徳川家康のお墓がこちら↓


東照宮と絶景を堪能した私は、再び下に降りて行くと、庭園南側には洛北最古の泉水、栖龍池があり、先人たちはここからの眺めを絶景として褒め称えたと言われているのだそう。




枯山水も見えて来た↓


庭園にひときわ人だかりがあったので行ってみると、ここにもこんな可愛いお地蔵様が↓


最後は、展示室となっている" 瑞雲閣 "へ行ってみる事に(*^ー^)ノ♪


入り口入って直ぐの所には、建仁寺にもあった苔で作られている「コケリウム」が展示されていた↓




瑞雲閣から見える庭園の様子↓


建物から見える庭の様子も、又風情があって素敵だなと思った✨昔の人は、こう言うところで自然を十二分に楽しんだんだろうな(*^.^*)


圓光寺は、この日拝観した金福寺、詩仙堂、曼殊院の中でも一番紅葉の色付きも美しく、みどころも満載だったかなと言う印象が残っている。

人が多過ぎてゆっくり拝観できなかったのはこちらでも同じで残念だったが、素晴らしいお寺と言うのは間違いない✌️
機会があったら是非拝観してみてネ


御朱印ゲット(^^)d


「圓光寺」についてはこちらを参考にしてネ


住所:京都市左京区一乗寺小谷町13 
電話:075-781-8025
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:500円
アクセス:市バス「一乗寺下り松町」下車徒歩約7分