10ではハジメと島本さんが石川県まで日帰りの旅をしますが、旅の目的が気になるところです。2月ですので雪のある季節です。目的の川について、島本さんがバックから取り出したのは、小さな骨壷です。島本さんは女の子を、生んだんですが、次の日に死んでしまいます。そのお骨を流す川を探しているのでした。お骨を川に流して、骨壷を河原に掘って埋めます。
その帰り道で、島本さんが発作を起こして、異常な呼吸になります。本人は自覚していたらしく、薬を持参していました。ただ水がなくて、ハジメは雪を口に含んで溶かして、水を口移しで、島本さんへ飲ませます。容態は落ち着きを取り戻しますが、帰りの飛行機の時間に間に合うか心配ですが、ハジメと島本さんふたりとも、飛行機乗り遅れることも覚悟します。というか、乗り遅れないかと期待します。しかし、幸いに天候のせいで飛行機が遅れて、搭乗に間に合います。
ハジメは島本さんを車で、途中まで送っていきます。島本さんが車から降りると、ハジメは世界ががらんどうになったように感じます。
一体島本さんは、なんの病気の発作だったのでしょうか?薬には、普通は書かれてある名称など一切不明です。書かれてありません。父親はハジメではないと思うので、何故その人にお願いできなかったのでしょうか?またイズミがこのまま登場しないということはないはず、どういう接点が用意されてるんでしょうか?