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身の回りの出来事や写真が中心です。

読書嫌いの読書履歴、「ノルウェイの森」下巻7章読み終わりました。

2021-12-14 20:46:58 | 読書

 7章は東京へ戻って、小林緑との話になりました。緑はおふくろさんを2年前に、脳腫瘍でなくしていて、またお父さんも同じ脳腫瘍で、手術を受けてます。状態は結構悪くて、お見舞いに行く設定になってます。お父さんとは、初対面ですが、心のこもった看病をトオルがする。

 自分は、父は今から30年前、平成3年に亡くしてますし、お袋も平成17年ですので、16年前ですか?亡くしてます。父が入院したときは、お袋が看病していたんですが、風呂に入りたいので、その間自分が看病することになりました。しかし出来ないものですね。痰が詰まってしまい、危うく死んでしまうとこで、一度きりで頼まれなくなりました。それでも最後には亡くなったのですけど。

 自分はその時点で40近くでした。主人公のトオルは20歳になったかならないかで、しかも初対面の緑のお父さんへの看病。立派すぎます。自分が至らなすぎなのかもしれませんけど。


読書嫌いの読書履歴、「ノルウェイの森」下巻6章読み終わりました。

2021-12-14 08:32:55 | 読書

 下巻の6章は主人公のトオルが直子が入所している療養所の話。ここでも、直子とレイコ、主人公の3人が登場人物。前は、キズキと直子、主人公の3人。三人が好きなんですかね。

 ここでは、レイコの話が一番の見所か?簡単に言うと、13歳の少女に31歳のレイコが手玉に取られる、お話。最後にはなんとか道を踏み外さなかったように思いますが、今どきであれば、ふつうのコトで異常でもないのかもしれません。ただその後の噂が世間に広がって、の場面では異常を感じます。レイコ自身も壊れてしまうわけですが。

 でも、やはり立場の逆転を感じてしまいます。小説では、仕掛けたのは13歳の少女となってます。レイコ自身、精神病で入院歴が2度あることになってますので、この辺をどう判断します。読み手の勝手でしょうが?

 物語はトオルが療養所から、帰るところから7章に入ります。


読書嫌いの読書履歴、「ノルウェイの森」上巻読み終わりました。

2021-12-13 20:06:37 | 読書

 5章はほとんどが、直子の手紙。6章は直子が入っている療養所のことです。直子は幼馴染のキズキが自殺したり、姉の首吊り自殺を目の当たりにしたりと、まあ普通ではない環境育った。そんな関係で、精神的に不安定になったのかもしれません。自分が青年期に聞いたところでは、自殺は移ると、友達は言ってました。

 「ノルウェイの森」がもう一度出てきました。直子と同室のレイコに「ノルウェイの森」をリクエストすると100円払うというものです。年代は昭和40年代後半だと思うので、タバコは今よりは安かったと思います。いまならリクエスト代は500円位ですかね。そのお金でレイコはタバコを買ってるということです。

 療養所は病院ではないのですが、スタッフと入所者の区別があまりなくて、各人の得意なものを教え合う、そんな施設のようです。でも、設備が整っていてお金は結構高いようです。

 自分の思いもありますが、他人を認め合う。大なり小なり、各個人は違うもの。と筆者は言いたい。受け止める方の考え方は自由ですね。

どういうふうに展開していくんだろうと思うと、読みたくなりますね。最後の方で、直子が裸になるシーンがありますが、自分的にはトオルの夢ではないだろうか?と思います。短編集を読んでいると、それくらいは出てきても全く不思議ではないです。古井戸はどうなるんだろうか?

訂正)キズキは事故死でした。多分バイクかもしれません。


読書嫌いの読書履歴、「ノルウェイの森」上巻4章まで読みました。

2021-12-12 20:32:22 | 読書

 3章と4章は友達関係のことがほとんどですね。自分の青春期と時代が重なるので、学生運動などは思い出されました。田舎の学校だったので、それほどでもなかったと思いますが、多少の影響はありました。でも、授業を受けないなんてことは、無かったと思います。

 主人公はワタナベトオルとなんか聞いたような名前ですが、自分と比べると、羨ましいような交流関係だったように思います。自分はと言うと、特攻隊みたいで、クラスで最後まで坊主頭の学生服でした。何故か彼とも、分かれてしまうのですが、自分としては気になりました。

 ワタナベトオル、主人公は女性にはもてたようですね。羨ましいけど、罪作ってませんか?小説なので、全く普通では、話にならないんでしょうね。


読書嫌いの読書履歴、ノルウェイの森上巻

2021-12-11 18:25:36 | 読書

 今までは、短編しか読んでないので、長編の物語の展開がまどろっこしいと思おうとともに、日常のさりげない出来事を物語にする技術に感心するばかりです。「ノルウェイの森」というタイトルですが、ビートルズの曲にも有ったので、どっちが先だろうと思っていましたが、物語の冒頭に答えが書かれていました。

 暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルグ空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの「ノルウェイの森」が流れ出した。

答えはビートルズの曲が先ですね。3章に入る前に、2章の終わりに太字で書かれてる部分があります。

死は生の対極としてでなく、その一部として存在している。

自分とほぼ同じ年代の筆者です。はるか昔の自分のことのように、錯覚して読んでます。


読書嫌いの読書履歴、「パン屋を襲う」「ねむり」

2021-12-03 19:54:58 | 読書

 小説をほとんど読まないので、長いものは敬遠。短いものであれば、なんとか読めるかも?上の2冊は、前に読んだ「図書館奇譚」と3冊のシリーズのようです。挿絵がバッチリの大人の絵本です。その後「東京奇譚集」を読んだんですが、どれもおかしな動物が出てきたり、言葉を話すので、人間なんですかね?また、おかしな現象を取り上げていたりです。

 「ねむり」は「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」の長編小説が成功した後に書かれたようです。

眠る直前に、「ねむり」はどういうことだったんだろう?主人公は眠れないと言ってますが、物語の最後は、夢の中の出来事のようです。全てにおいて、夢を描いている感じです。