ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

真むすびのほどき方

2009年11月07日 19時06分29秒 | 風呂敷の使い方
真むすびは
しっかりとした結びですが
簡単なほどき方があります。

1.真むすびの、同じ側(左右どちらか)の根元と角を広げるようにひっぱる。
2.一直線にする。(引っぱるとき、固ければ反対側の角と根元にする)
3.結び目に手を添えて
4.ひきぬく☆

真むすび

2009年11月07日 19時03分45秒 | 風呂敷の使い方
基本の基本
「真結び(まむすび)」です。

1.左側の角を上にして
2.むすび、
3.次は右側の角を上にして
4.むすぶ。根元をしっかりと締める。
5.十字の縦むすびにならないように
(縦むすびは不安定で使いづらいです)

ふろしきについて。

2009年06月11日 23時22分39秒 | 風呂敷の使い方
人の衣服は
寒い北は皮、砂漠の西は毛
温暖な東は麻、暑い南は綿

麻と綿は布の文化。
着る布は長方形。
綿ならばそのまま巻いて服になるが
麻は巻きづらいため
日本では着物のかたちをつくる。

つつむ布は正方形。
日本ではふろしきという。
もともと「平包み」といっていたが
お風呂あがりのマットとしてその上で着がえ、
さらに脱いだ着物は包んで持ち帰れる。
お風呂以外でも使うが
日本人のネーミングセンスで「ふろしき」となる。

日本の風呂敷はもともと古い着物をほどいて
反物の幅(約38cm)をつないで作ったので
サイズを二巾(ふたはば)や三巾(みはば)という。
正方形ではなく縦が少し長い。
縦糸のほうが伸びづらいので、
ひっぱって使いやすくするために長くする。

江戸時代は風呂敷に屋号を入れて
街道を歩くと宣伝にもなった。

自然のモチーフなどをパターンにして
増幅させた文様をふろしきに刺し子して
布を丈夫にするとともに縁起や魔除けとした。
麻の葉、青海波、七宝、かごめなど。

朝鮮半島のふろしき「ポジャギ」は
細かいはぎれのパッチワークなので
角が結びづらいこともあり
角に付けたひもを結んで使う。

日本は現在エコロジーブームなので
風呂敷がよく取り上げられているが
まだ古くさいイメージがあるのか
それほど普及はしておらず
本当の便利さを知らない人も多い。
使い方を知り、そしておしゃれな風呂敷もふやしていこう。

シチュエーション別ふろしき活用法

2009年05月29日 07時46分18秒 | 風呂敷の使い方
ふろしき王子とよばれながらも
このブログでは風呂敷以外のことばかり
書いているので、たまには☆

状況別のふろしきの使い方を書きますが
具体的な結びかたなどはそのうちまた。
でもよかったら自分なりに色々
つくって試してみてください。
正解はなく、使いやすければOKなのです。

いちばん大切なのは、真まむび(十字の縦むすびにならないように)
がしっかりと結ばれていることです。


「奥さま編」
 開閉型かいものぶくろ・ウエストポーチ・お財布・カフェエプロン


「学生編」
 おけいこバッグ・手さげ型教科書つつみ・ブックカバー


「お花見編」
 びん包み・マイ箸入れ・水筒カバー・敷物・ござを背負う


「旅行編」
 ショルダーバッグ・水筒用ウエストポーチ・タオル枕
 圧縮収納・カバンに取っ手


「自転車編」
 背負う・手っ甲・カゴのカバー・サドルカバー


「夏編」
 きんちゃく袋・帯・すいか包み・日よけ帽子・水着・タイ風パレオ


「雨編」
 帽子・マント・カバンをつつむ・タオルでパッキン


「インテリア編」
 タペストリー・テーブルクロス・テレビカバー・バスケットカバー
 花瓶カバー・ペン立てカバー・ティッシュボックス・クッション

防災かぶと☆

2008年11月10日 01時21分08秒 | 風呂敷の使い方
昨日(土曜日)
友達たちと地元浅草の遊園地
花やしきに行きました。
そのうちの一人は目立ちたがり屋の
可愛い子なので
目立たせるために
僕は家から本物のかぶと(源義経みたいの)を
持ってきて、かぶってもらいました。

かなりのインパクトです。
外国人観光客たちも喜んで
写真を撮られたりしました。

ところが
境内の階段から
ずてっと落ちてしまったのです。

っ☆
幸い軽傷で済みました。
かぶとをかぶっていたお蔭だそうです。

次回からはよりしっかり
かぶとの緒を締めるとよいでしょう。

かぶとやヘルメットを
日常身に付けている人は
あまり見ませんが
地震で窓ガラスが降ってきた時などに
助かるので

マイボウルを持ち歩き、
いざという時かぶると
よいかもしれません。
普段は
風呂敷バッグの底に
はめておきます。
食器にもなります。

そんな
非常用風呂敷包みを
一人一つ準備しておきましょう。
中身は
・ボウル
・水筒
・塩
・傘とレインコート
・長靴と靴下
・下着(藍染めのふんどしがおすすめ。酸化しづらい)
・タオル
・銀色保温シートと寝袋
・懐中電灯と電池
・暖かい上着
・強力マスクと水泳ゴーグル(砂けむりの中など)
・風呂敷(バンダナサイズも)とレジ袋
・歯ブラシとひげそり
・ナイフ
・笛(SOS用)

書いたからには
実際作ってみます。
また報告します。

女学生バッグ(教科書包み)

2008年10月28日 09時20分18秒 | 風呂敷の使い方
最近は本にも載っていますが

以前 僕が 通りがかりの
元女学生から教えていただいた包み方です。

教科書やノートを手提げ状に
おしゃれに持ち運ぶ方法です。

どんなものでも
お弁当のように
両側の対角線で真結びすれば
包むことはできますが

せっかくだから
おしゃれに持ちたいという
女学生の思いがこもった
楽しい使い方です。

両側にバランスよく入れれば
何冊ずつでも大丈夫ですが
本の大きさや厚みによって
風呂敷の大きさを合わせてください。

水筒ポーチ

2008年10月28日 09時15分39秒 | 風呂敷の使い方
水筒やペットボトルを
腰にぶらさげることができる
便利なポーチ。

縦向きになります。

上の結び目が抜けないように
まずひもやベルトの上から
角を通すのがポイントです。

下の結び目は
大きめに結んで
穴から水筒が抜けないように
氣を付けてください。

水筒を差し込む口が小さければ
指で開くと少し広がります。

手っ甲

2008年10月28日 09時10分39秒 | 風呂敷の使い方
なんと
風呂敷による手袋
誰の家にもある
50cmのバンダナサイズの布でできます。

手の甲側が二重になるので
なかなか暖かく
手の平や指先は使えます。

日焼け防止で
農作業にも便利。

ぜひ一度お試しください。

オリジナルです。

忍者の手っ甲(てっこう)のようなので
子供たちも大喜びします。

帽子

2008年10月28日 09時07分22秒 | 風呂敷の使い方
帽子です。
作り方はいたって簡単。
四隅をそれぞれ一つ結びするだけ。

ゆったりしたいなら小さめに
しっかりさせるには大きめに結びます。
4つの合計で帽子の大きさが決まるので
1つだけ大きく結んで他で調節することもできます。

雨が降ってきた時にも便利です。

買い物袋

2008年10月28日 09時04分43秒 | 風呂敷の使い方
とっても便利な
調節可能の
買い物袋

はじめ1回しか結んでいないところは
開け閉めができます。

先はしっかり真結びしましょう。
取っ手を小さく結べば袋の容量が増えます。

ぜひ、これだけは覚えてほしいという
便利な使い方です。

買い物や旅行にもどうぞ。

基本の真結び

2008年10月28日 08時59分12秒 | 風呂敷の使い方
基本の真結び(まむすび)です。
十字形の縦結びにならないように氣をつけましょう。
締めるときは、角よりも
根元を締めたほうがしっかりします。
そのとき、角が抜けないように
角を軽くつまみながら、元を締めるのがこつです。
大切な基本なので
しっかり身につけましょう。

色々と覚えても、
結び目がほどけてしまっては
危険ですので☆