ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

ふろ~式な毎日☆

2008年07月26日 21時44分00秒 | 風呂敷の使い方
毎日お世話になっているふろしきが
ものではないことに氣付きました。

布の、ふろ式な使い方です。

ふろってなんでしょう。
普通はお風呂ですね。
あとは不老。
他には
ふは富でろは龍でもあり
他には?
フロ~っちゅう、流れるの意味。

Flow式ですね。
布を流れるように臨機応変に使うの、
使い回すのが
Flow式です。
ああ、これブログのタイトルにしちゃおう。

ふろ~式な使い方は布ばかりではありません。
何でもフロ~式に使っちゃいましょう。
それは固定化することなく
いつも流動してかたちを変えていく
循環そのもの。
非結晶運動体です。

きらきらりんと


いつも

かわる

それが

生きること

フロー式に生きるのさ。

何も持たない
だけど
何でもできる
風になって
小鳥になって

星に
光になって
樹々の葉っぱ一枚一枚のように
遊びながら
全体をまとめている

そんな

こんな☆

手ブラとふろしき

2008年07月20日 10時18分54秒 | 風呂敷の使い方
なぜ昔の日本人は
風呂敷を使っていたのか考えました。

まず、日本は狭い。
特に町人の長屋(アパート)は
玄関や台所も含めて
6畳くらいの家に家族全員で暮らすので
余分なものを置けない。
そこで、一枚で色んなことに使い回せて
場所をとらない風呂敷が便利。

次に、日本は湿度が高いので
なるべく物を少なくすっきりさせないと
部屋にカビが生えるし、
日用品をあまり凝って作ると
洗ったり乾かしたりするのが難しいので
かさばらず、いつも清潔に乾かせる風呂敷が便利。

あとは、日本は地震が多く
火事も多い(家は木と紙で出来ているので燃えやすい)
ので、必要なもので生活し
それをいざという時に持ち出すためにも
軽くて何でも包める風呂敷が便利。

そういうわけで
狭さ、湿度、地震、火事

という日本の風土と
風呂敷が合っていたので
みんなが使っていたと考えました。

今も基本的な風土は変わりませんが
せっかくなのでそれにプラスして、

心身軽く美しく生きるために
あれこれ物を持たず
いつも天女のように舞いを舞って
必要なときはポケットの
風呂敷を取り出して
知恵と工夫で何でもこなしちゃうという

そんなきらめきのために
これからの人は風呂敷を、
なるべく美しい風呂敷を選んで
使っていただきたいなと思います。