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最近はフィギュアスケートと歌舞伎鑑賞記録が主流でござります

切腹場面と三条河原

2006年09月24日 | 映画・TV
今日の「功名が辻」で秀吉の甥であり関白だった秀次が謀反の疑いをかけられ切腹してましたけど、大河ではきちんと切腹シーンをやらないのですね。
もろ肌出して辞世の句を~みたいなとこはやるけど、腹斬るとこは省略して首を斬る音だけだったりとか、なんかこうあの見事な新見切腹や山南切腹シーンを見ているだけに、物足りなくなっちまいました。
組!は切腹場面は丁寧にリアルにそして恐怖を煽るように描いてましたね。だからこそ一視聴者の悲しみも深くなったような気がします。
秀次、結構好きだったけど、最後の見せ場が中途半端な感じになってしまって残念。その後の拾君の子供とは名演技のほうが泣かされてしまいましたよ。拾君が「私は武士になりたい」って必死に懇願するとことか、かっちゃんを思い出したりしてね。まだあんな子供なのに、出家させられちゃうなんて本当に可哀想。まあ命を助けるため、皆の反感を買わないようにするためだから、やむを得ないですけど。

秀次切腹後は秀次の妻や子供を含む、一族総勢39名があの三条河原で処刑されてるんですよね。三条河原…あそこは見える人には相当たくさんの霊が見える場所らしいんですが、こんなふうに処刑場になってたのならそりゃ当然だわ。もちろんきちんと供養されているだろうけど、それでも「念」は残ってるんじゃないかな。今は地元ではデートスポットになっているようだけど、実は心霊スポットだったり(爆)
しかし、戦国時代って本当に嫌な時代だと思います。こんな凄まじい時代を平和な世に変えた徳川家康って凄いんじゃないの?と功名を見ていたら思えてきました。しかも250年も戦争のない時代にしたのだから。なのに、家康って評価低いですよね。信長や秀吉のほうが人気があるなんてさ~。
私はあんまり戦国時代って好きじゃないなあ。わかりやすくて面白いというのはわかるけど…。

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