へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

「竹林はるか遠く」を読む

2013年07月22日 | 日記
今話題になっているヨーコ・カワシマ・ワトキンズ著「竹林はるか遠く
―日本人少女ヨーコの戦争体験記」(ハート出版)を読んだ。

以前に紹介したKAZUYAチャンネルで知った。
http://kazuyahkd.com/archives/1136
AMAZON人気総合1位という新聞広告も見た。

1945年7月29日深夜、ソ連軍が攻めてくると聞かされた川嶋一家が
朝鮮半島北東部の羅南(今の清津)から京城(ソウル)を経て、釜山まで
半島を縦断し、博多、京都まで逃れる体験記である。

筆者は川嶋擁子、当時11歳。母と姉の3人で、朝鮮共産党軍の襲撃に脅え、飢え
と寒さに苦しみながら、命からがら脱出する物語である。満鉄にいた父は行方不明
(ソ連の捕虜となり、シベリアに抑留されたらしい)。勤労動員先にいた兄は
自力で難を逃れ、脱出した。米軍機の爆撃、朝鮮共産党軍の暴行、略奪、強姦、殺人
が描かれ、恐怖の連続。京都での窮乏生活は、「火垂るの墓」を思い起こさせた。
悲しい物語である。

アメリカ人と結婚した著者がこの本を出版したのは1986年。戦争の悲惨さ
を伝えるものとして、アメリカの中学の副教材に採用された。ところが、出版
から20年もたった2006年、在米韓国人が騒ぎ出した。「日帝侵略の被害や
犠牲が描かれていない」「強姦の記述は生徒が読むにふさわしくない」との言い
分だ。彼らはいつも事実を認めたがらない。反日教育で育った、劣等感にさいなま
れた狭量な人たちなのだ。


wikiによると、07年にかけて教材使用禁止運動や活発なロビー活動が行われた。
カルフォルニア洲では実際に教材から外されたという。韓国では2005年に翻訳出版
され、のちに出版禁止になっている。

私は、この本のことも、アメリカでの騒動も、韓国内の動きもまったく知らなかった。
本当に恥ずかしい。日本ではこの11日に発行されたばかりだ。

日ソ中立条約を一方的に破棄して、ソ連軍が満州や朝鮮半島、樺太に攻め込んできたのは、
1945年8月9日未明。略奪、強姦、殺害が行われ、日本人が恐怖に逃げ惑い、多くの
悲劇あったことは知っていたが、朝鮮共産党軍についての認識はなかった。

もっと歴史を学ぶ必要があると痛感する。なぜなら、その影響が今も中韓、ロシアとの間に
横たわり、相手国から政治的嘘宣伝(プロパガンダ)が行われ、日本への脅しが続いている
からだ。だまされてはいけない。