中国があの手この手で日本批判の姿勢を強めている。安倍首相の靖国神社参拝を批判強化の「好機」と捉えたのだろう。
まずは攻撃の新材料探しか?
<慰安婦を対日カード化か 中国、新資料発見と報道>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010920270006-n1.htm
中国吉林省の档案館(資料館)は、旧日本軍が残した資料から、中国の慰安婦に関する新たな記録が見つかったと明らかにした。国営新華社通信が9日伝えた。尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる対立や歴史問題で、中国は対日批判を強めており、これまで外交カードとしてこなかった慰安婦問題も今後、圧力の材料として取り上げていく可能性がある。
档案館によると、資料はできる、旧日本軍が東北地方を統治していた1931~45年の10万点以上。敗戦後、軍は焼却処分できなかった資料を埋めたとみられ、50年に建設工事の際に発見されたという。
档案館は昨年調査チームを立ち上げたとしており、尖閣をめぐる対立などで日中関係が悪化したのを受けた動きとみられる。
慰安婦に関して(1)旧日本軍による慰安婦徴用費用に関する銀行記録(2)江蘇省南京市周辺に設置された慰安所の状況-などの資料が見つかったとした。档案館は「多い時で1人の慰安婦が10日間に267人の兵士の相手をした」「朝鮮人慰安婦が36人いた」などと具体的な記述があったと指摘した。(共同)
対日批判で中韓連携を強めたい中国。先日は、韓国の要望に応えて、ハルビン駅前にテロリスト安重根の記念像を建てる意向を示したばかりだが、今度は慰安婦問題で中韓のスクラムを組むのか? どんな資料が見つかったのかは具体的には分からないが、捏造・偽造はお手の物の中国のこと、嘘八百をまじえて針小棒大に悪宣伝をしてくることは想像に難くない。国際世論にも訴えていくだろう。逐次反論し、ウソを暴いていくしかない。
アメリカでも、中国系が慰安婦問題で画策を始めたようだ。
<中国系が慰安婦碑提案、米カリフォルニア州クパチーノ市 2月以降審議、韓国系と連携示唆>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131229/amr13122912060002-n1.htm
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州のクパチーノ市議会で、反日活動を展開する中国系団体の元幹部が新たな「慰安婦」碑の設置を提案したことが分かった。来年2月以降に可否が審議される見通しだ。同州では7月、グレンデール市で韓国系住民らが推進した慰安婦像が建設された。韓国系と中国系の反日行動が今後、連鎖的に展開される可能性もある。
関係者によると、慰安婦碑設置を提案したのは、クパチーノ市民である「抗日戦争史実維護(擁護)連合会」の元幹部の男性。今月17日に市議会の公聴会で、退役軍人の記念公園に碑を設置し、「日本軍が第二次世界大戦でアジア各国の婦女子を無理やり慰安婦にしたことを世に知らしめる」と提案した。
賛同した別のアジア系男性も「たくさんの日本の友人も日本政府に過去のことを謝ってほしいと言っている」と発言。想定する慰安婦碑の大きさについて、提案者の男性は「公園内に約50平方メートルの場所を見つけた。友人の支援で、費用も1万ドル(105万円)以下に抑えられる」と話した。
クパチーノ市は、人口5万8300人のうち、アジア系が63・3%を占め、中でも中国系は行政や経済に大きな影響力を持っているのだそう。中国系の関係者は「グレンデールの慰安婦像は韓国系だけでなく、中国系米国人からも高く評価されている」と、連携を示唆したという。慰安婦碑は東海岸のニュージャージー、ニューヨーク両州にすでに設置されてしまっている。(そのニューヨーク州ナッソー郡の慰安婦碑撤去10万人は4万3千人をやっと超えた。期限の12日。厳しい状況だ。https://petitions.whitehouse.gov/petition/please-remove-offensive-state-nassau-county-new-york-eisenhower-park/RB7kC1hD )
反捕鯨を叫ぶ世界の環境・自然保護派を味方につけようとの腹づもりなのか、日本の調査捕鯨にもかみついてきた。
<捕鯨でも日本批判 中国国営テレビ>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010920580008-n1.htm
中国国営中央テレビは9日、日本の調査捕鯨について「科学的調査を言い訳に捕鯨を続けている」と批判的に報じた。同テレビはここ連日、ニュース番組で日本の調査捕鯨を取り上げ、海外の反捕鯨団体などから抗議を受けていることを伝えている。
中国の国営メディアは安倍晋三首相の靖国神社参拝以降、日本批判の報道を一段と強化しており、日本が国際社会で孤立していると印象付けるための宣伝の一環とみられる。
同テレビは、鯨の捕獲時に海が血に染まる映像などを繰り返し放送。「研究のためなら鯨を殺す必要はない」とする研究者の声を紹介した。
(共同)
記事には「中国はかつて適切な資源管理の観点から、日本など捕鯨国の主張を支持していた時期もあったが、日中関係が悪化した2005年ごろから捕鯨反対の論調が目立つようになった」とあるから、その意図は見え見えである。
中国の尖閣の有権主張、韓国の慰安婦問題非難、中韓の靖国参拝批判・・・どれも戦後まもなく発生した問題ではなく、ここ3、40年の間に作り出された問題である(朝日新聞が火付け役となった例が多い)。捕鯨批判もそうなのだ。万事この調子だ。中韓は日本攻撃の手を緩めることはない。
韓国では新年から、あの悪名高い「VANK」がこんな運動を始めるそうだ。韓国の通信社聯合ニュースや朝鮮日報のサイトにあった。
<韓国団体 外国人観光客に日本の不当性訴える活動展開へ>
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/01/09/0400000000AJP20140109002100882.HTML
【ソウル聯合ニュース】インターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体「VANK」は9日、韓国を訪れる外国人観光客に対し独島や旧日本軍の慰安婦問題などをめぐる日本の不当性を知らせる活動を始めると明らかにした。
朴起台(パク・ギテ)団長は聯合ニュースの取材に対し、「安倍晋三首相の靖国神社参拝をはじめ、過去の歴史を反省するどころか帝国主義の復活を企てる日本の政治家らに対抗するため」と背景を説明した。
韓国を訪れる外国人観光客は年間約1200万人で、そのうち3割を占める中国人観光客に活動の焦点を合わせる。日本の帝国主義に対し韓国と共通の歴史認識を持つ中国人に対し理解を広げていくつもりだ。
ソウルの「独島体験館」や日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像などを取り上げた英文のソウル歴史観光地図9000枚も制作した。23日には約100人の「子ども外交大使」の発足式を行い、青少年らに観光地での地図の配布や案内を担当させる計画。
VANKについては以前にも書いたが、国際社会での日本の地位を失墜させることを目的とした「ディスカウントジャパン運動」を行っている組織だ。(詳しくはWIKIで。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Voluntary_Agency_Network_of_Korea)。これも中韓連携の一環なのだろう。
中韓連携が進む中、こんな心強いニュースがあった。
<日仏、軍事転用抑止へ協議新設 初の2プラス2>
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010901002023.html
【パリ共同】日本、フランス両政府は9日(日本時間同)、初の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をパリで開き、軍事転用可能な民生品輸出について実務者が協議する委員会の新設を盛り込んだ共同文書を発表した。日本側には、フランスによる中国への軍事転用品の輸出を抑止するとともに、軍事的に台頭する中国をけん制する狙いがある。
共同文書では、これとは別に、防衛装備品の共同開発に向けた委員会も設置し、実際に開発する装備品の選定を急ぐ方針を確認。中国の防空識別圏設定を踏まえ、公海上の「飛行の自由」の重要性で一致したと明記した。
中国の軍事力向上阻止をねらったものだ。フランスの防衛企業が中国へヘリコプター着艦装置を売却したことが昨年発覚し、日本側を焦らせたという。委員会の効果に期待したいものだ。
その中国は、南シナ海で無法者ぶりを発揮している。アウトロー国家の地をさらしている。
<中国、南シナ海でベトナム漁船を破壊>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010922130010-n1.htm
【シンガポール=吉村英輝】南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で今月初め、ベトナム漁船が中国の監視船に追い回され、乗り込んできた中国の当局者に漁具を破壊され魚なども没収される事案が、2件起きていたことが分かった。ベトナムの複数メディアが伝えた。同海域での中国による警察権強化の一環とみられている。
漁船を破壊された船長によると、中国の大型監視船が3日、横付けし、乗り移ってきた約20人の当局者に武器で脅され、マグロなど全5トンの魚や多くの機材が持ち去られたという。
また、ベトナム中部を出漁した別の漁船も2日、中国の監視船により同様の行為を受け、こちらの船員は暴力もふるわれたという。
中国とベトナムが領有権を争うパラセル諸島周辺では、中国によるベトナム漁船の破壊活動が2年ほど前から頻発している。
この不法行為にも関連する中国の一方的な漁業許可制に対し、米国務省のサキ報道官は9日、「挑発的であり、危険な結果につながりかねない行動だ」と批判し、米政府として中国側に直接懸念を伝えたことを明らかにした(http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011001001281.html)。
尖閣を抱える日本にとっても他人事ではない。中国に対する日本政府の批判的見解を表明するべきではないのか。それとも、第二次大戦の敗戦国にはそんな資格はないのだろうか?
まずは攻撃の新材料探しか?
<慰安婦を対日カード化か 中国、新資料発見と報道>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010920270006-n1.htm
中国吉林省の档案館(資料館)は、旧日本軍が残した資料から、中国の慰安婦に関する新たな記録が見つかったと明らかにした。国営新華社通信が9日伝えた。尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる対立や歴史問題で、中国は対日批判を強めており、これまで外交カードとしてこなかった慰安婦問題も今後、圧力の材料として取り上げていく可能性がある。
档案館によると、資料はできる、旧日本軍が東北地方を統治していた1931~45年の10万点以上。敗戦後、軍は焼却処分できなかった資料を埋めたとみられ、50年に建設工事の際に発見されたという。
档案館は昨年調査チームを立ち上げたとしており、尖閣をめぐる対立などで日中関係が悪化したのを受けた動きとみられる。
慰安婦に関して(1)旧日本軍による慰安婦徴用費用に関する銀行記録(2)江蘇省南京市周辺に設置された慰安所の状況-などの資料が見つかったとした。档案館は「多い時で1人の慰安婦が10日間に267人の兵士の相手をした」「朝鮮人慰安婦が36人いた」などと具体的な記述があったと指摘した。(共同)
対日批判で中韓連携を強めたい中国。先日は、韓国の要望に応えて、ハルビン駅前にテロリスト安重根の記念像を建てる意向を示したばかりだが、今度は慰安婦問題で中韓のスクラムを組むのか? どんな資料が見つかったのかは具体的には分からないが、捏造・偽造はお手の物の中国のこと、嘘八百をまじえて針小棒大に悪宣伝をしてくることは想像に難くない。国際世論にも訴えていくだろう。逐次反論し、ウソを暴いていくしかない。
アメリカでも、中国系が慰安婦問題で画策を始めたようだ。
<中国系が慰安婦碑提案、米カリフォルニア州クパチーノ市 2月以降審議、韓国系と連携示唆>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131229/amr13122912060002-n1.htm
【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州のクパチーノ市議会で、反日活動を展開する中国系団体の元幹部が新たな「慰安婦」碑の設置を提案したことが分かった。来年2月以降に可否が審議される見通しだ。同州では7月、グレンデール市で韓国系住民らが推進した慰安婦像が建設された。韓国系と中国系の反日行動が今後、連鎖的に展開される可能性もある。
関係者によると、慰安婦碑設置を提案したのは、クパチーノ市民である「抗日戦争史実維護(擁護)連合会」の元幹部の男性。今月17日に市議会の公聴会で、退役軍人の記念公園に碑を設置し、「日本軍が第二次世界大戦でアジア各国の婦女子を無理やり慰安婦にしたことを世に知らしめる」と提案した。
賛同した別のアジア系男性も「たくさんの日本の友人も日本政府に過去のことを謝ってほしいと言っている」と発言。想定する慰安婦碑の大きさについて、提案者の男性は「公園内に約50平方メートルの場所を見つけた。友人の支援で、費用も1万ドル(105万円)以下に抑えられる」と話した。
クパチーノ市は、人口5万8300人のうち、アジア系が63・3%を占め、中でも中国系は行政や経済に大きな影響力を持っているのだそう。中国系の関係者は「グレンデールの慰安婦像は韓国系だけでなく、中国系米国人からも高く評価されている」と、連携を示唆したという。慰安婦碑は東海岸のニュージャージー、ニューヨーク両州にすでに設置されてしまっている。(そのニューヨーク州ナッソー郡の慰安婦碑撤去10万人は4万3千人をやっと超えた。期限の12日。厳しい状況だ。https://petitions.whitehouse.gov/petition/please-remove-offensive-state-nassau-county-new-york-eisenhower-park/RB7kC1hD )
反捕鯨を叫ぶ世界の環境・自然保護派を味方につけようとの腹づもりなのか、日本の調査捕鯨にもかみついてきた。
<捕鯨でも日本批判 中国国営テレビ>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010920580008-n1.htm
中国国営中央テレビは9日、日本の調査捕鯨について「科学的調査を言い訳に捕鯨を続けている」と批判的に報じた。同テレビはここ連日、ニュース番組で日本の調査捕鯨を取り上げ、海外の反捕鯨団体などから抗議を受けていることを伝えている。
中国の国営メディアは安倍晋三首相の靖国神社参拝以降、日本批判の報道を一段と強化しており、日本が国際社会で孤立していると印象付けるための宣伝の一環とみられる。
同テレビは、鯨の捕獲時に海が血に染まる映像などを繰り返し放送。「研究のためなら鯨を殺す必要はない」とする研究者の声を紹介した。
(共同)
記事には「中国はかつて適切な資源管理の観点から、日本など捕鯨国の主張を支持していた時期もあったが、日中関係が悪化した2005年ごろから捕鯨反対の論調が目立つようになった」とあるから、その意図は見え見えである。
中国の尖閣の有権主張、韓国の慰安婦問題非難、中韓の靖国参拝批判・・・どれも戦後まもなく発生した問題ではなく、ここ3、40年の間に作り出された問題である(朝日新聞が火付け役となった例が多い)。捕鯨批判もそうなのだ。万事この調子だ。中韓は日本攻撃の手を緩めることはない。
韓国では新年から、あの悪名高い「VANK」がこんな運動を始めるそうだ。韓国の通信社聯合ニュースや朝鮮日報のサイトにあった。
<韓国団体 外国人観光客に日本の不当性訴える活動展開へ>
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/01/09/0400000000AJP20140109002100882.HTML
【ソウル聯合ニュース】インターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体「VANK」は9日、韓国を訪れる外国人観光客に対し独島や旧日本軍の慰安婦問題などをめぐる日本の不当性を知らせる活動を始めると明らかにした。
朴起台(パク・ギテ)団長は聯合ニュースの取材に対し、「安倍晋三首相の靖国神社参拝をはじめ、過去の歴史を反省するどころか帝国主義の復活を企てる日本の政治家らに対抗するため」と背景を説明した。
韓国を訪れる外国人観光客は年間約1200万人で、そのうち3割を占める中国人観光客に活動の焦点を合わせる。日本の帝国主義に対し韓国と共通の歴史認識を持つ中国人に対し理解を広げていくつもりだ。
ソウルの「独島体験館」や日本大使館前の慰安婦を象徴する少女像などを取り上げた英文のソウル歴史観光地図9000枚も制作した。23日には約100人の「子ども外交大使」の発足式を行い、青少年らに観光地での地図の配布や案内を担当させる計画。
VANKについては以前にも書いたが、国際社会での日本の地位を失墜させることを目的とした「ディスカウントジャパン運動」を行っている組織だ。(詳しくはWIKIで。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Voluntary_Agency_Network_of_Korea)。これも中韓連携の一環なのだろう。
中韓連携が進む中、こんな心強いニュースがあった。
<日仏、軍事転用抑止へ協議新設 初の2プラス2>
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010901002023.html
【パリ共同】日本、フランス両政府は9日(日本時間同)、初の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)をパリで開き、軍事転用可能な民生品輸出について実務者が協議する委員会の新設を盛り込んだ共同文書を発表した。日本側には、フランスによる中国への軍事転用品の輸出を抑止するとともに、軍事的に台頭する中国をけん制する狙いがある。
共同文書では、これとは別に、防衛装備品の共同開発に向けた委員会も設置し、実際に開発する装備品の選定を急ぐ方針を確認。中国の防空識別圏設定を踏まえ、公海上の「飛行の自由」の重要性で一致したと明記した。
中国の軍事力向上阻止をねらったものだ。フランスの防衛企業が中国へヘリコプター着艦装置を売却したことが昨年発覚し、日本側を焦らせたという。委員会の効果に期待したいものだ。
その中国は、南シナ海で無法者ぶりを発揮している。アウトロー国家の地をさらしている。
<中国、南シナ海でベトナム漁船を破壊>
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140109/chn14010922130010-n1.htm
【シンガポール=吉村英輝】南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で今月初め、ベトナム漁船が中国の監視船に追い回され、乗り込んできた中国の当局者に漁具を破壊され魚なども没収される事案が、2件起きていたことが分かった。ベトナムの複数メディアが伝えた。同海域での中国による警察権強化の一環とみられている。
漁船を破壊された船長によると、中国の大型監視船が3日、横付けし、乗り移ってきた約20人の当局者に武器で脅され、マグロなど全5トンの魚や多くの機材が持ち去られたという。
また、ベトナム中部を出漁した別の漁船も2日、中国の監視船により同様の行為を受け、こちらの船員は暴力もふるわれたという。
中国とベトナムが領有権を争うパラセル諸島周辺では、中国によるベトナム漁船の破壊活動が2年ほど前から頻発している。
この不法行為にも関連する中国の一方的な漁業許可制に対し、米国務省のサキ報道官は9日、「挑発的であり、危険な結果につながりかねない行動だ」と批判し、米政府として中国側に直接懸念を伝えたことを明らかにした(http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011001001281.html)。
尖閣を抱える日本にとっても他人事ではない。中国に対する日本政府の批判的見解を表明するべきではないのか。それとも、第二次大戦の敗戦国にはそんな資格はないのだろうか?