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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

神の王国はどのように統治を始めますか~聖書~

2021年06月08日 | 日記

2019-03-21の再掲

 

 

私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌
パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました
(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。


*私が用いる聖句は,新世界訳,新共同訳,新改訳,口語訳,回復訳(新約聖書のみ)



「目ざめよ」誌 2019  №1

 

神の王国はどのように統治を始めますか

次の4つの事実をみてみましょう。

神の王国は今いる世界のどんな政治指導者たちとも関係がありません。

世界の政治指導者たちは権力にしがみついて,神の王国による統治を愚かにも退けます。
『なにゆえ、地上の王は構え,支配者は結束して,主(神)に逆らい,主(神)の油注がれた方に逆らうのか「我らは,枷をはずし,縄を切って投げ捨てよう」と。天を王座とする方は笑い,主(神)は彼らを嘲り憤って,恐怖に落とし,怒って,彼らに宣言される。「聖なる山シオンで,わたしは自ら,王を即位させた」。主(神)の定められたところに従ってわたしは述べよう。主(神)はわたしに告げられた。「お前はわたしの子,今日,わたしはお前を生んだ。求めよ。わたしは国々をお前の嗣業とし,地の果てまで,お前の領土とする。お前は鉄の杖で彼らを打ち,陶工が器を砕くように砕く」』。
(詩編 2:2~9)

神の王国は,人類を支配し続けようとする人間の政府を滅ぼします。
「そして,それらの王たちの日に,天の神は決して滅びることのないひとつの王国を立てられます。そして,その王国はほかのどんな民にも渡されることはありません。それはこれらのすべての王国を打ち砕いて終わらせ,それ自体は定めのない時に至るまで続きます」。
(ダニエル 2:44)

『また見ていると,ひとりの御使が太陽の中に立っていた。彼は、中空を飛んでいるすべての鳥にむかって,大声で叫んだ,「さあ、神の大宴会に集まってこい。そして,王たちの肉,将軍の肉,勇者の肉,馬の肉,馬に乗っている者の肉,また,すべての自由人と奴隷との肉,小さき者と大いなる者との肉をくらえ」。なお見ていると,獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり,馬に乗っているかたとその軍勢とに対して,戦いをいどんだ。しかし,獣は捕えられ,また,この獣の前でしるしを行って,獣の刻印を受けた者とその像を拝む者とを惑わしたにせ預言者も,獣と共に捕えられた。そして,この両者とも,生きながら,硫黄の燃えている火の池に投げ込まれた。それ以外の者たちは,馬に乗っておられるかたの口から出るつるぎで切り殺され,その肉を,すべての鳥が飽きるまで食べた』。
(啓示・黙示録 19:17~21)

 

この地球規模の戦いはハルマゲドン(アルマゲドン)と呼ばれています。
『「それらは実は悪霊の霊感による表現であってしるしを行ない,また人の住む全地の王たちのもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである」。「そして,それらは王たちを,ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集めた」』。
(啓示・黙示録 16:14,16)

神の王国に進んで従う人すべてはハルマゲドンの戦いを生き残り,平和な新しい世界を迎えます。
聖書はその人たちを,何百万もの人たちから成る「大群衆」と呼んでいます。

『その後,私は見た。見よ。あらゆる国民,部族,民族,国語のうちから,だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群衆が,白い衣を着,しゅろの枝を手に持って,御座と小羊との前に立っていた。
彼らは,大声で叫んで言った。「救いは,御座にある私たちの神にあり,小羊にある」』。『すると,長老の一人がわたしに問いかけた。「この白い衣を着た者たちは,だれか。また,どこから来たのか」。そこで,わたしが,「わたしの主よ,それはあなたの方がご存じです」と答えると,長老はまた,わたしに言った。「彼らは大きな苦難を通って来た者で,その衣を小羊の血で洗って白くしたのである」』。
(啓示・黙示録 7:9,10,13,14)

 


神の王国は何を行ないますか

イエスは地上にいた時,神の王国の王として将来行なう事柄を見せました。

例えば,病気の人や障害を負った人を癒やしました。
「それからイエスはガリラヤの全土をあまねく巡り,諸会堂で教え,王国の良いたよりを宣べ伝え,民の中のあらゆる疾患とあらゆる病を治された」。
(マタイ 4:23)

何千もの人たちに食事を提供しました。
『さて,時がすでに遅くなっていたので,弟子たちは彼の所に来て言った,「ここは人里離れた所であり,時もすでに遅くなっています。群衆を解散させてください。そうすれば,周りの村やへ行って,各自は食べる物を買うでしょう」。しかし,イエスは彼らに答えて言われた,「あなたがたが彼らに何か食べる物を与えなさい」。彼らは言った,「わたしたちが出かけて,二百デナリものパンを買い,それを彼らに食べさせるのですか」イエスは言われた,「パンをいくつ持っているか 行って,見てきなさい」。彼らは確かめて言った,「五つです,それに魚が二匹です」。
イエスは弟子たちに、みなを一組ごと青草の上に座らせるように命じられた。彼らは百人ずつ,また五十人ずつ,組になって座った。イエスは五つのパンと二匹の魚を取り,天を見上げて,祝福し,パンをさいて,人々に配るよう弟子たちに渡された。また二匹の魚も,全員に分けられた。彼らはみな食べて満腹した。彼らがパンのかけらと魚の残りを集めると,十二の手かごいっぱいになった。パンを食べた者は,男五千人であった」』。
(マルコ 6:35~44)


天気さえコントロールしました。
『ところが,猛烈な風あらしが起こり,波が幾度も舟の中に打ちつけて,舟はほとんど水浸しになった。しかしイエスはとものほうにおり,まくらをして眠っておられた。それで彼らはイエスを起こし,「師よ,わたしたちが死んでしまいそうなのに気にかけてくださらないのですか」と言った。するとイエスは身を起こして,風を叱りつけ,「静まれ! 静かになれ!」と海に言われた。すると風は和らいで大なぎになったのである。それからイエスは彼らにこう言われた。「なぜあなた方は小心なのですか。まだ少しも信仰がないのですか」。しかし彼らは一方ならぬ恐れを感じ,「風や海さえ従うとは,これはいったいどういう方なのだろう」と言い合うのであった」』。
(マルコ 4:37~41)


どうすれば王国による祝福を受けることができますか
神の王国の民になる最初のステップは教育です。イエスがこう祈ったとおりです。
「彼らが,唯一まことの神であるあなたと,あなたがお遣わしになったイエス・キリストについての知識を取り入れること,これが永遠の命を意味しています」。
(ヨハネ 17:3)

神様のことがよく分かってくると,生活がいっそう良くなります。2つの点を考えましょう。
1つ目に,神様への強い信頼を持てます。その信頼つまり信仰は,はっきりとした証拠に基づいていて,
神の王国が存在し,間もなく世界を治め始めるという確信につながります。
「さて信仰とは,望んでいる事柄を実体化することであり,見ていない事柄を確認することです」。
(ヘブライ 11:1)

2つ目に,神様と隣人への愛が深まります。神様を愛する人は進んで神様に従います。
隣人を愛する人は,黄金律とも呼ばれるイエスの教えを当てはめようとします。こうあります。
「自分にして欲しいと思うとおりに,人にも同じようにしなさい」。
(ルカ 6:31)

創造者(神)は,愛情深い父親のようにわたしたちの幸せを心から願っています。
聖書が「真の命」と呼んでいる,本当に満足のいく生活を送ってほしいと思っています。
「真の命を得るために,未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと」。
(テモテ第一 6:19)

しかし,現代の生活は「真の命」とは呼べません。何百万もの人にとって,今は生きるだけで精一杯です。
では,「真の命」がどんなものか,神の王国が実現する幾つかの素晴らしい事柄について考えてみましょう。

 

 

 

真の命とはどのようなものですか
「その日[キリストが王として治める日]には義なる者が芽生え,豊かな平和が……続くことでしょう。そして,彼は……地の果てに至るまで臣民を持つことになります」。
(詩編 72:7,8,13,14)

「神は地の果てに至るまで戦いをやめさせておられる。神は弓を折り,槍を断ち切る」。
(詩編 46:9)

「地には穀物が豊かに実り,山々の頂であふれんばかりに実ります」。
(詩編 72:16)

「彼らは必ず家を建てて住み,必ずぶどう園を設けてその実を食べる。彼らが建てて,だれかほかの者が住むことはない。
彼らが植えて,だれかほかの者が食べることはない。……わたしの選ぶ者たちは自分の手の業を存分に用いる」。
(イザヤ 65:21,22)

「神の天幕が人と共にあり,……神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない」。
(啓示・黙示録 21:3,4)