goo blog サービス終了のお知らせ 

パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

「砥部!飛べ!とべぶん展」明日から

2022年10月14日 | 日々のできごと

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます

お店にもご来店ありがとうございます

IPPOは毎週、水曜日~日曜日の10時~17時で営業中です

 

12日(水)「とべぶん展」の搬入でした~

素敵な作品がたくさん

総勢53名

ぜひ見に来てくださいね~

 

存続の会の活動が始まって、年代の違う卒業生が出会う機会が増えています。

顔は知らなくても、在校期間がかぶっていなくても、なぜか話に花が咲く分校生。

でも、これはまぁアートがつなぐ世界と言いますか、

文化交流って、国が違っても伝わるものがありますよね、音楽や

もちろんスポーツもそうだと思うのですが、好きなものって、

国籍や年代や、いろんなしがらみがなく、ピュアなんだと思います。

自分が好きなことって、お金になろうがならまいが続けるんですよね。

最近の経済最優先の考え方、私は嫌い。

経済も大切なのかもしれないけど、経済ありきなんてしんどすぎる

 

そうなんです!

単純に、つまらない!

 

アートの世界は楽しいですよ~

しんどいこともあるけど、作り手は大変だけど、世界に触れる側は楽しいですよね~

絵を見たり、音楽を聴いたり、映画を観たり…

作り手は死に物狂いで作るけど、やめられない。

なぜか、好きだから。

しかもそれがないと生きてられないから。

 

作らない側も、死活問題ですよ、

世界からアートが消えたら、も~なんてつまらない世界でしょう。

 

今回の県の出した計画は、砥部分校のデザイン科を伊予校に持って行って作る、という案。

実質砥部分校は廃校になりますが、デザイン科がなくなるわけではないのです。

ここで

「いいじゃ~ん、新しいデザイン科できるんでしょ?」

なんて思ってはいけません

 

砥部分校で出来ていること、やってきたこと、この積み重ねた実績

時代が砥部分校に追いついてきたこの時

これをゼロにしてまた一からやるんか~い

ってことですよ。

 

砥部分校は県のからみのデザインも手掛けてきているし、美術系大学からも

指定校推薦があったり、パイプもあります。

なんと本校の卒業生の、わたなべひろこさん(コミセンのタペストリー「飛翔する三角」の作者)は

多摩美術大学の名誉教授

数年前の、松山南本校と分校、定時制の合同イベントでは本当に

素晴らしい時間を過ごしたとか…

オール松山南というつながりが出来ました

 

すでに行われている、SSH×ART。

伊予校でアートとサイエンスの融合、って言ってましたが、もうやってます

しかもこれ、大学並みの超大変な内容だとか。

 

砥部分校、過去5年の平均倍率1.04倍。

県内平均(県内平均0・8倍)上回ってます。

 

もったいない

せっかくいろんなこと出来てるのに

 

ではなぜ県はこんな案を出したのか。

 

察するに、見てないんじゃないかな~

計画案策定の中には、関係者を呼んだというようなことを書いていましたが、

数名…

来て調べて

私たちが2ヶ月調べていろいろ分かったことがたくさんあるんだから。

南校本校とのつながりや、砥部と台湾の歴史や、本校と台湾の高校は姉妹校提携していて、

そのからみで砥部焼ともつながっていて、これからさらに発展していくこととか。

卒業生の中には、一度愛媛を出て戻ってきて焼き物やってる人もいるし、

砥部分校目指して移住してくる人もいるし、

なんてったって、砥部焼は県の重要な観光資源であり、観光地。

ARTの里砥部、でうっていっているならデザイン科単科校は鬼に金棒

しかも全国唯一の県立高校

もったいなすぎるやろ~

 

ってことで、

絶対に、

移転は駄目なんです。

県にとっても大きな損失。

台湾との縁もある。

いいのか?

本当にいいのか?

なくしたらもう二度とこんな高校できないよ。

他県だったら、絶対売りにすると思う。

よ~く考えてほしいです。

お願いしに行きます。

 

お店に立ちたい。

けど、ここは、アートの世界は私の生きる世界でもあるから

見殺しにはできない。

 

もし、砥部分校が本当に生徒が減って、デザイン科があぶない、とか

そういう状況なら、伊予に新設、いい話だと思います。

でも分校はこれから脂がのって、本当にいいところ。

素晴らしい教師陣と、「とべぶん」ブランド。

ここに来たい中学生もたくさんいます。

 

やるべきは県内各地からくる生徒が来やすいように支援を整えること。

 

デザインのニーズは高まっている、と教育委員会も言っていました。

なら、ここでしょう。

新設するお金、大変ですよ。

窯、別棟建てないと大変ですよ。

精密な機械もたくさんあるのに、移せますか?

買いますか?

もったいない

 

も~。

マジでやばいから。

地方の衰退は県の衰退。

学校は地域の犠牲になってはいけない、なんて教育委員長言ってましたが、

生徒が犠牲になってるって言うなら、むしろ、この案のほうですよ。

地域の犠牲になっている学校の生徒が「とべぶん残して!」なんて言いますか?

砥部で作られた歴史ある高校ですよ。

深い結びつきがあるんです。

それを数人の価値観でなくす方が末恐ろしい。

無理。

やっぱり駄目。

 

とにかく「砥部!飛べ!とべぶん展」見に来てくださいね~

お店にもご来店お待ちしております~

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする