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パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

東日本大震災から2年

2013年03月11日 | 日々のできごと
 東日本大震災から2年が経ちました。
2年目を迎えて、TVでは当時の映像を交えて、いろんな特集が組まれていますね。
正直、震災の映像、被災者の現状、あまりに悲惨で、つらくなってしまうので、
見ないようにしてきましたが、夫がNHKの特集を録画して見ているので、
私も見てみる事にして、ここ最近、関連番を見ています。
 津波で家を失った多くの人、家族がばらばらになったままで暮らしている人、
仕事の目途も立てられないままの人、仮設入居を待つ人もまだたくさんいます。
 家は残っても、原発事故の放射能の影響で、帰れない人もたくさんいます。
自分たちの暮らしていたところに帰れないつらさ、はかり知れません。
 原発事故の影響は大きく、終息までには何十年もかかるとの事。
除染作業で出たごみも、行き場をなくしたまま、被災者の家の庭に埋葬される現実。

 原発、いったん事故が起きれば、その代償はあまりに大きく、
私たちの手におえるような物ではないと、
この震災で証明されたようなものなのではないのでしょうか…。
震災からわずか9ヶ月で出された、原発事故終息宣言。
行き場をなくして苦しんでいる人がまだ大勢いるというにもかかわらず、
再稼働の動きさえあるようですね。

 つらい過去、つらい現実に目を向けたくなくて、震災の番組も避けてきましたが、
過去に何が起きて、そして今、何が起きているのかを見る事は、
私たち、そして未来ある子供たちのために、これから何が出来るのか、
何をしなければならないのかを、考えるためにも、必要な事のようです。

 私一人の力では、何もできないかもしれませんが、
被災地に少しでも長く支援が続きますように…。
コメント (2)
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