忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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国内サブスクリプションサービスの断末魔が聴こえる(気がする)、他

2022年03月11日 | 瓦版


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iPhone13の新色も同時に予約開始。



▼国内サブスクリプションサービスの断末魔が聴こえる(気がする)



昨日、ウォルト・ディズニー・ジャパンが
日本テレビホールディングスとの戦略的協業を発表した。
これにより、両社が共同でドラマ、アニメ、バラエティなどの制作を行ったり
双方の保有するコンテンツ資産の相互活用を進めていくとのこと。
第1弾となるのが、4月から日本テレビ系列(地上波)で放送される
連続ドラマ「金田一少年の事件簿」のディズニープラス配信。
なにわ男子の道枝駿佑が主演を務め、沢村一樹、上白石萌歌などが共演する
「金田一少年の事件簿」は、初代をKinki Kidsの堂本剛が務めて以来、
松本潤、亀梨和也、山田涼介といったジャニーズの人気者が歴代主演を演じてきた作品である。
ジャニーズはもともと世界のエンタメに打って出るのが
亡くなったジャニー喜多川氏の悲願でもあるので、ディズニーからの打診は渡りに船だったろう。
ただ、日本テレビはどうだろうか。

Hulu
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【関連記事】「HBO Max」がスタジオジブリ作品の配信権を獲得、配信サービスがさらに激化

日本国内のHuluは2014年に米Hulu本社から事業譲渡され、
日本テレビが運営するサブスクリプションサービスになっている。
一方の米Huluは2019年に同社株の全てをディズニーが取得し、完全な傘下に収めた。
海外でのHuluは今やディズニーの配信サービスの1部門に過ぎない。
同じ2019年には、日本テレビが制作に加わっているスタジオジブリ作品の配信権を
ワーナー運営のHBO MAXが取得したというニュースが流れ、
さらにHBOのカバーしきれないエリアの配信権をNetflixが取得したとのニュースもあった。
海外の劇場上映はディズニー配給、配信権はHBOとNetflixに分割販売という
複雑な権利問題が関係しているのか、ジブリ作品は未だどの国内サービスでも配信されていない。
日本を代表するアニメなのに日本で配信されない膠着状態は一体いつ解決するのか。

今回の協業が対等でないことは明らかだ。
本当にフィフティーな関係を構築するつもりなら
日テレが「金田一」を差し出した代わりに、ディズニーも何か人気コンテンツを
日本のHuluに提供していたはずだが、そういった話は今のところ出ていない。
かたやルーカス、マーベルを傘下に収め、
全世界に約1億2900万人のユーザーを持つ巨大企業のサービス。
かたや地上波の見逃し配信メインの、日本のいちテレビ局運営のサービス。
AmazonやNetflixやディズニーのような外資系サービスを前に
日本の企業が太刀打ちできるはずもないので、早々に軍門に降り、
大手の資金援助を得てコンテンツ制作をした方が効率が良いと考えるのは当然だろう。
その動きは、NetflixとTBS(Paravi)の関係からも見え始めている。

Netflix
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Netflixが日本に参入した当初、日本企業でコンテンツ提供を発表していたのはフジテレビだった。
人気バラエティの「テラスハウス」の新シーズンを始め、
初期はフジ制作のドラマや映画が多めに並んでいたのだが
Netflixオリジナルのコンテンツにヒット作が出始めた頃から存在感が薄まり、
フジは自社運営のFODプレミアムに力を入れ始める。
しかしNetflixの会員数が急伸し、巨大サービスに育っていくにつれて
今度はTBSが自社運営のサービスParaviを半ばほったらかしにしてNetflixに力を入れ始める。
日曜劇場で放送された人気ドラマ「日本沈没」の見逃し配信をNetflix独占で配信し
Paraviはその週の見所をまとめたダイジェスト版のみを配信。
そして人気バラエティの「未来日記」の新作をNetflixオリジナルとして制作した。
さらに2023年配信予定のNetflixオリジナルドラマ「離婚しようよ」では
TBSで数々のヒット作を手掛けてきた宮藤官九郎・大石静を脚本に起用し、
プロデュースには「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」「ごめんね、青春!」などで
宮藤と組んできた磯山晶という、TBSの四番打者を投入している。
キャスティングも松坂桃李、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏、山本耕史、古田新太と豪華で
Paraviのことなど、もうTBSの社内ですら眼中にないように感じる。


無料体験受付中★U-NEXT

アニメに関しては数年前からサブスクの先行配信や見逃し配信が当たり前になっていた。
「鬼滅の刃」の社会現象は、各種配信サービスに惜しげなくコンテンツを提供したことが
最大の要因ではないかと思っている。その流れが、ついにコンテンツ全体に波及しようとしている。
もう何年も前から書いていることだが、日本の民放各社が運営するサブスクリプションサービスが
今後外資系サービスを脅かす存在になる可能性は、限りなくゼロに近い。
無料のTVerやAbemaやGYAO!はさておき、有料の国内サービスで生き残りの芽があるのは
映画の先行配信やライブの生中継も行なっているU-NEXTだけではないかと思う。
私は現在、Amazonプライムビデオ、ディズニープラス、Netflix、U-NEXT、
TELASA、Paravi、FODプレミアムの7つのサービスに加入中だが
そんな物好きは世の中では極々少数派だと自覚しているので、
巨大サービスが魅力的なコンテンツを増やしシェアを伸ばせば伸ばすほど、
国内サービスは格好の狩場となってシェアを奪われるのは必至。
今年や来年の話ではないだろうが、国内のサブスクリプションサービスは
数年後にどう畳むのかをもう検討し始めているように感じる。
大手へのコンテンツ提供は、その布石と見て間違いないだろう。

5年後に生き残っている国内サブスクリプションサービスはどこだろうか。



▼海外版「Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp」が発売日未定に



任天堂は4月8日に海外での発売を予定していた
Switch用SLG「Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp」の発売を延期すると発表した。
理由は「昨今の世界情勢を鑑みて」とのこと。
「Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp」は
日本でも発売されたGBA版「ゲームボーイウォーズアドバンス1+2」のリメイク作。
GBA版もなぜか日本はなかなか発売されずやきもきした覚えがあるが
DS版ではなくGBA版のリメイクと聞いて、国内発売を密かに待っていただけに残念。
1日も早く世界情勢が安定を取り戻しますように。


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【関連記事】ニンテンドー3DS・Wii U向けニンテンドーeショップが2023年3月で終了

来年3月で販売の終了する3DS・Wii U向けDLソフト群には
今遊んでもハマル(実際Switch Onlineでハマった)FC版「ファミコンウォーズ」や
中古市場で高値安定しているGBA版なども入手可能。
買い逃している方や、Switch版を輸入版でプレイしようと思っていた方はこちらで我慢。



▼Kindleセールまとめ


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▼11年目の3月11日





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2 コメント

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Unknown (Ni.O)
2022-03-11 19:41:37
コメント失礼します。

NetflixやDisney+が 
オリジナルだけでなく
テレビの既存シリーズの新作も 
囲い込みに入ってきてるのを見て

5年後に生き残ってる国内の
動画サブスクは、個人的な見立てでは
U-NEXT以外、全滅してるんじゃ
ないかとすら思ってます。
返信する
Ni.Oさん ()
2022-03-14 15:31:23
こんにちは。

どう頑張っても外資系の資本力は
日本のいち民放企業の何百、何千倍ですから
対抗するだけ無駄っていう気はしますね。
U-NEXTはオリジナル制作にはお金をかけずに
ネトフリやアマゾンが囲い込んでいない
準大手と次々に提携していますし
コロナで苦境に喘ぐエンタメ界とも
生配信でうまくやっているようですから
おっしゃる通り、日本運営のサービスで残るとすればここだけかなと思ってます。

民放各局のサブスクは、独自運営が行き詰まるのはもう明白ですから
大手銀行の合併や再編と同じようになるんじゃないですかね。
それもつかの間の延命策で、最終的には総倒れになるでしょうが(笑)
返信する

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