あっけらかん日記

とりあえず設置してみました。カテゴリ別にブログを整理しなおそうと思っています。

せつなすぎる!ファントム(オペラ座の怪人)

2005-03-10 20:10:46 | 映画
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最近時間が出来てきたので、ようやく「オペラ座の怪人」を見に行ってきた。

映像&音楽美は、以前見た宮沢りえ主演の「華の愛」以来の凄さでありました。
華の愛も、映像と音楽の美しさに酔ってしまいましたが、
今回もまた、予想をうらぎらず凄いものでした。

廃墟となったオペラ座が、復元されたシャンデリアが上がって行くと同時に
みるみる色づき華やかなりし時代へと入っていく導入部分は「タイタニック」を
思い起こさたけど、50余年も廃墟のまま放置してたのか?ヲィと
ちょっとつっこみも入れたくなってしまいましたw

ああいう映像美は、やはり大画面ですね。
ロードショーが終わると、大画面で見られる機会が激減するので、
やっぱりホームシアター欲しいなあ~。

でもって、この「オペラ座の怪人」の無声映画版である「オペラの怪人」、
某事情により、何度も繰り返し見た事があったのですが、
その時に、「ファントムかわいそうですよ~」なんて関係者(元劇団四季を含む)
と意気投合したものですが、今回は無声映画にさらに輪を掛けてファントムが
かわいそうでかわいそうで、せつなすぎる!と感じたのでした。

あの、幼なじみだかなんだかさえ出てこなければ、ハッピーエンドだったろうに。

確かに、変人ではあるけど、クリスティーヌがしっかり受け止めて、
ファントム自身も幸せになれば、奇行も減るし、殺人もしないで済んだろうにと思う。

でも、無声映画の「オペラの怪人」のクリスティーヌが、ファントムの顔を見るや、
毛嫌いしていたのに対し(それまで慕ってた相手なのに、顔見て即嫌いになるとは
なんちゅーやつだ!と憤っていたのですが)
今回のは、まんざらでもなかったのが、せめてもの救い。
ほんと、幼なじみさえ出てこなければ・・・などと、思ってしまうのでした。
(無声映画で見てた頃の人達も私自身も、ファントム寄りなもんで・笑)

でも、ファントムには「エリック」という名前があったような気がしたんだけど、
それだから、ファントムの事をついつい「エリック」と呼んでしまうんだけど、
映画では出てこなかったな。舞台のは見てないんだけど、舞台だとどうだったんだろ。

#これからの映画で見てみたもの「アビエイター」「ShallWeダンス?」「コナン」あたりかも。