2回目のゲンティン・ハイランドですっかりカジノの魔力にとり付かれてしまった私は、次の土曜日にはダニエルと二人で「時間を気にせずどっぷりとカジノを楽しもうではないか・・!」と約束して、毎日、仕事と夜遊びに明け暮れておりました・・。w
そして土曜日の午後、仕事を早めに終わらせ、私とダニエルは再びゲンティン・ハイランドへ向かったのでございます・・。
中国系マレーシア人のダニエルは私どもの会社の現地採用の社員でございますが、イギリスの大学を卒業した電気系のエンジニアであることで給料も月に25万円も貰っておりまして、マレーシアでは相当な高給取りでございます・・。
何しろ月に5万円あれば家族4人が十分暮らせるマレーシアの物価でございますから、彼は外資系企業に勤めるエリートサラリーマンになる訳で、マイカーも日産のブルーバードの新車を持っているのでございます・・。
ダニエルがブルーバードに乗って、私の滞在していたFホテルに夕方に迎えに来まして、今夜は徹夜でカジノを存分に楽しむことになっているのでございます・・。
彼は残念なことに英語しか話せないので、車中では私のデタラメ英語を懸命に理解してくれまして、何とか会話は成立しているのでございます・・。w
(中国語とマレー語は少ししかわからないそうです・・。w)
彼のブルーバードを飛ばしまして、夜の6時ごろにゲンティンハイランドに到着し、ホテルの駐車場に車を止めました・・。
二人とも長袖のYシャツにネクタイを締めまして、二人はカジノへ入りますと、早速ブラック・ジャックのテーブルに着きました。
私は5万円ほどホテルから持参して来ましたが、ダニエルは何と3,000M$(15万円)も用意して来ていました・・。
(当時の1M$(マレーシアドル)は50円でした・・。)
どうやらダニエルも今夜は本気モードでございます・・。w
私はテーブルで日本円で3万円をディーラーに渡し、チップに両替しましたが、ダニエルは最初から2,000M$(10万円)を両替して、やる気マンマンでございます・・。w
1週間前はまだブラック・ジャックの遊び方をあまり理解していなかったのですが、W崎氏に根掘り葉掘り聞きまして、今回は準備万端でございます・・。
手始めに私は20M$(千円)づつ賭けながら、ゲームの流れを見ていたのですが、ダニエルは最初から100M$(5千円)チップを惜しげもなく賭けています・・。w(゜o゜)w オオー!
更に、隣のプレイヤーに絵札かエースが配られると、それにも便乗して100M$チップを賭けていました・・。w(゜o゜)w オオー!
自分のカード以外でもチップを賭けることは出来ますが、当然そのプレイヤーにカードの選択の権利があるので、あくまでも便乗するだけです。 ですから、ツキまくっているプレイヤーには、見学している後ろの客も手を伸ばして、バンバンチップを賭ける便乗組が結構いるのでございます・・。w
(他人が自分のカードに賭けられるとプレッシャーになるので嫌!w)
どうやらダニエルは相当なギャンブラーのようで、勝ち負けが激しいのですが、勝つ時は一気に大金を手にします・・。
私も10$、20$と小額を賭けるのがバカバカしくなりまして、いつの間にか私も100$チップを賭けるようになっておりました・・。
元々博才が無い私ですから、あっという間に元手の5万円は消えてしまいました・・。(ノω・、) ウゥ・・・
ダニエルも調子に乗りすぎて、いつの間にか彼のチップも底をつき、二人でテーブルから撤退しました・・。(ダニエルは15万円の負け、私は5万円の負け・・。w)
ダニエルは私に「どうする?もっとカジノをやる・・?帰る?」って聞いてきたので、もちろんやりたいと話すと、
「ムネオさんはクレジットカードは持っているアルカ・・?」
「もちろん、持ってるよ、AMEXのゴールドカードとか・・。」
するとダニエルは、ゴールドカードならカジノの中にある銀行でいくらでも金が借りられるからOK-laと言うのです・・!
そこで二人はカジノの中にある銀行に行きまして、ダニエルが3,000$、私が5,000$を借りることにしました・・。
私は外国人なので、クレジットカードとパスポートを窓口に提出しまして、カード会社へ確認の問い合わせの為、10分ほど待たされましたが、無事に借りることが出来たのでございます・・。
限度額は、1万ドルまでとか・・。wO(≧▽≦)O ワーイ♪
これが後々、大変なことになるのを知らずに・・。w
次回に続く・・。(多分・・。w)
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