剣道の全日本選手権（08年）

最近はさっぱり稽古できていませんが、見とり稽古も兼ねて剣道の全日本を観に日本武道館へ足を運んできました。いつもながら凄いライティングとめまぐるしい動きを目でおっているので見てるだけでヘトヘトになります。
今回優勝したのは、神奈川県警の上段、正代選手。剣道筋の人には非常に有名な選手なのですが、上段の選手が優勝するのは25年ぶりだそうです。（トップの写真は若生選手との決勝戦）

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寺本選手との対戦が一番の鍵だったと思いますが、4回戦まで寺本選手はとんでもなく強かったので、まさか逆転するとは思いませんでした。今回からベスト8以降は10分という時間区切りになったので、そのあたりも攻めに徹する事が出来る上段だったのも有利に働いたのかもしれません。10分はリードしてる方にとっては不利に、とられた方にとっては有利になりますね。その辺試合運びの時間の使い方が今までと変わるので難しそうです。
ニュースによると本当に努力家らしく、あの宮崎正裕監督が心配して止めるほど稽古するとか。一日三千本素振りするとかいう話も聞いた事があります。あのバネとスピードもまさに努力の賜物ですね。。本当におめでとうございました

数年前選手権に出場した時は、漫画に出てくるような片手面高速連打をやってたんですが、今回はもう封印したみたいですね。あれはビジュアル的に凄かったですが、審判に取ってもらえないみたいで。。

昔の正代選手の試合

外人が撮影？笑い声が。。

帰ってからニュースで正代選手のインタビューがやってたんですが、アナウンサーが「優勝したあとの水の味はどうでしたか？」という質問に「いや、普通、普通です」と言っていたのには笑いました。。剣道選手はみんな真面目なんだから、、そんな変なアドリブ効かないでしょう

あとは学生で出場した畠中選手がベスト8と大活躍してました。若い選手だとスピードはありながら変則的だったり癖っぽかったりするのですが、他の選手と比べても全く遜色のない動きを見せていました。若さのスピードもありますがあれだけ躊躇せず打突できるのには凄かった。打突動作に癖や無駄がないというのもあると思うのですが、遠目で見ても小手面のスピードが半端じゃなかった。。

こういう雄々しい試合を見た後は、いつものようにかわいい自主制作を作るようなモードじゃなくなっちゃいますね。映画のロッキー見た後にディズニーランドのミッキーと握手、みたいな。家に戻ってからデザインフェスタの続きやろうと思ってたんですが、まず素振りでもするか。。

クリックすると冗談の構え


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