前回に引き続き、東京国際映画祭で観たものをご紹介していきます。今回は韓国映画。
雨降る日の水彩画(1989)
「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督のデビュー作。89年の作品という事で、数えれば今から16年前。という訳で、ほとんど期待せずに行ったのですが、予想に反して..面白かったです。面白かった、というのも見方を変えた視点ではあるのですが。
ストーリーはというと、
地方の有力者の家の養子になっ . . . 本文を読む
東京国際映画祭に行ってきました。実はこの映画祭に行くのははじめてなのですが、今回は「アジアの風」という興味深いプログラムもあって早めにチケットを予約&GETしてきました(それでも凄い人気で取れなかったものも..)。自分の旅行した国を中心に選んできました。フリーの利点を利用して平日に(※いつもはほとんど遊んでません。この穴埋めは土日等使ってカバー)。それにも関わらずたくさんの人が...。そんな訳で今 . . . 本文を読む
第2回「苦悩の果てに」
~あらすじ~
主人への未練を断ち切れず、焼き肉店に再び戻って来た鶏。しかしその扉は固く閉ざされていた。硝子の向こう側の明るさとは裏腹な彼の心...。鶏の想いは届くのだろうか。一羽の鶏をモチーフに、現代人の抱える孤独を描き出した意欲作。
<解説>
見どころはなんと言っても主演の鶏のエスカレートしてゆく悲しみに満ちあふれた演技だろう。その跳躍は全盛期の萩本欽一を思い起こさせる。 . . . 本文を読む
第一回「はじめての決別」
~あらすじ~
焼き肉屋のマスコットキャラクターとして飼われている鶏。鶏はこの退屈な日常に飽き飽きしていた。焼肉店の主人への思いを残したまま、今宵、鶏は店を出る決意をする。
店を出て行く鶏の哀しい後ろ姿。何度も振り返り、時には店の前に戻ってはみるものの、そこに主人の姿はなく..。
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さて、先週の講習会の帰りにも通ったこの路地裏、
例の鶏はいるんでしょうか...
いました。こんな人通りの少ない路地裏に、ぽつんと。
そんな訳で次回から2回に渡り、そんな彼(彼女?)の苦悩をとらえた
一つのドギュメンタリー・フィルム「吾輩は鶏である」をオンデマンド配信(?)により随時公開していこうと思います。
第一回「はじめての決別」 10月24日(月)深夜公開予定
第二回「苦悩 . . . 本文を読む
先週の講習会に引き続き、今週は「頭山」でおなじみの山村浩二さんの講習会に行ってきました。テーマは「日本の個人アニメーションの歴史と「頭山」」。自分も山村さんの作品は大好きでもちろんDVDも持っています。ファンならばお金を払ってでも聞きたい!という内容なのですが、前回に引き続き層は60代以降の人が多く、アニメといえば「のらくろ上等兵」位しか知らないのではないか..と心配をしてしまいました。
まず . . . 本文を読む
先日、新宿で開催されていた京国際ファンタスティック映画祭のクロージング作「ナイト・ウォッチ」を観てきました。これはロシアで空前の大ブレイクをしたホラー・ファンタジーだそうです。
その残酷さで、米国の20世紀FOXからは公開を見合わせてくれと言われているそうです。そのニュースはこちら。抜粋したストーリーを掲載すると
舞台は現代のロシア。中世から続く光の勢力と闇の勢力の抗争が危うい均衡を保っているのは . . . 本文を読む
市が主催している講習会に行ってきました。これは、3回に渡って著名な方が日本の文化をテーマに講習を行う、というものです。前回は温泉LOVEな大学教授、今回は俳人の黛まどかさん。「残したい日本語」をテーマに俳句の季語を絡めてのお話でした。
客層は時間帯もあってかほぼ全員60代を越えた方ばかり。正直浮いていたんですけど、ためになるお話でさっぱり博識のない自分にとっては感動しきりな内容でした。
黛さんは . . . 本文を読む
先日、パルテノン多摩で開催されている「韓国のインディーアニメーション」に行ってまいりました。というのも、韓国で商業ベースにのらないアニメーションはどんなものが作られているのか?というのに興味があったのと、去年韓国旅行に行った際に購入した「マリといた夏」の作者の作品も観れるからです。今年、日本でも上映されました。映画としては短いながらも映像がすごくきれいなので、おすすめの1本です。イ・ビョンホンが吹 . . . 本文を読む
前回のスター○ォーズに引き続き、おやぢ壁紙キャンペーン第2弾です。今ならもれなく、本家ホームページに深夜の1時~3時にアクセス、トップの画面をクリックすると、もれなく映画「四○の雪」にインスパイヤされて具象化した「親父の雪」壁紙がゲットできます。こんな誰も欲しがらないようなろくでもない壁紙を、あえてゲットしてみるのもいいものですよ!?
そんなに遅い時間まで起きていられない!という朝方な貴方は、朝8 . . . 本文を読む