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いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

CDS主催新春特別講座~犬との暮らしは楽しいですか?~

2017-01-05 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

今日はチャーリードッグスクール主催新春特別講座でした。

講師は、獣医動物行動診療科認定医、荒田明香先生です。

獣医動物行動学とは

動物の習性や行動発現メカニズムを解明し、

動物の心身の健康に役立てることを通じてよりよい社会を目指す

学問だそうです。

犬さんと楽しく暮らすためには、

行動の仕組みや感覚、感情の動きなどをヒトが理解して

ヒト社会とすり合わせていくことが必要で

ヒト側の都合を押し付けてしまうとそこにはひずみ、ゆがみが生じて

ヒトにも犬さんにもしあわせな暮らしには程遠いものになってしまうということです。

アニマルウエルフェアも、例えば

不快からの自由・・・犬さんにとってどういうことが不快だろうか?

        犬さんにとって「快」と感じることってどんなこと?

生得的行動を発現する自由…犬さんにとって生得的行動とはどういうものがあるだろうか?

            犬さんにとって当たり前の行動がヒト社会では往々にして

            問題行動とされることが多いけれど、私たちはどうすればいい?            

恐れや苦悩からの自由…恐れや苦悩を感じなくて済む環境とはどんなものだろうか?

            家族として安心して暮らせる環境を整えてあげるには?

ヒトが犬さんはこう感じているだろうと思っていることと犬さんがこうありたい、

これがうれしい、楽しい、幸せと感じることとのギャップがあることに気づかされます。

 

ヒトがイヌの上に立たないといけないというリーダー論はすでに過去のものであるし、

罰を使った問題行動の解決方法も、実は罰の副作用の方が問題視されてきています。

飼い主もしっかりと学ばないとしつけの都市伝説に振り回されて

最終的にそのツケに苦しまされるのは、愛犬と飼い主です。

今回は、歴史や医学的なこと、そして行動分析学や応用行動分析学

そして、最先端の海外と日本のペット事情などのお話もありました。

学びは常に更新が必要と、改めて確信したこの日の講座でした。

 

この講座を企画してくださったチャーリーママさん、

講師として、私たち飼い主にわかりやすくお話をしてくださった荒田先生、

ありがとうございました。

今後の学びに繋げていけるようにしたいと思います。

 

福笑い?抽選会の賞品

トリーツポーチは、スマホの充電器入れになりました~♪


久しぶりの通信隊原っぱ

2017-01-03 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

昨日は、午後からオットの実家で新年会があって

Choco.さんは長いお留守番でした。

せっかく暖かいし、お留守番の前に通信隊の原っぱに行ってきました。

原っぱに行く道のまわりは雑木林で落ち葉が積もっています。

ここは、においを嗅がずにはいられません!

落ち葉に鼻を突っ込んでじっくりとにおいを堪能します。

 

遠投は、もちろん呼び戻しできる。

そういう時だけです。

犬さんが周りに見えるときには

リードの長さ分しか投げないし、高く投げてキャッチにしておきます。

今日は誰もいなかったので、

まずは、名前とおやつでチャージング。

ちゃんと思い出したら初めて遠投します。

 

遠くに投げても、一直線に戻ってきます。

ボールと交換でおやつをもらったら

次のボールが投げられます。

 

何回かするとボールをわたすと

次のボールが投げてもらえる。

おやつはなくてもちゃんと戻ってきます。

おやつが欲しくてもどってくるというよりも

ボールを追いかけて取って持ってくるのが楽しくなる…って感じです。

Choco.にとっておやつはうれしいことの筆頭ではあるけれど、

いつもいつもおやつがなければ…というわけでもありません。

 

よく、ドッグランなどで呼ばれて戻ったらリードをつけられて遊びが終わる。

いうことを聞いて戻ったら嫌なことが現れる、楽しいことが消える・・・呼び戻しがきかなくなる。

そうならないために、一度リードをつけたらまた外して遊んできてもいいよ…ってすると

呼び戻しはできるっていわれます。

Choco.はドッグランに行っても私のそばを歩いているだけだったので、

そうかどうかはChoco.でやってみたことはありません。

…そうはいってもずっと遊んでいるわけにはいかないから

Choco.もおしまいとは言われるし、リードは持たれて帰ることになるけど

リードを一度持って、もう一度ボール投げたら、言った「おしまい」はうそになる。

だから「おしまい」と言ったら「おしまい」だけど、

そのときに帰ることもChoco.にとって次の楽しみになればいいかなと思って

終わり方と帰り方を工夫しています。

 

今日も穏やかに晴れています。

今から朝んぽ。

Choco.にとって今日も楽しい一日だといいな

 


あけましておめでとうございます

2017-01-01 | 日記

すっきりと晴れた新年の朝になりました!

今年は去年から引き続きのリードワークワークショップ

3月まで月1回、新しく始まるABAの学び

3月には推進員として企画したイベント実施

それと・・・のらねこのことも…前半だけでもこんな感じ。

でもいろいろとあるようで、みんなどこかでつながっている私の学びと活動です。

学びのコアの部分は、CDSの動物福祉に則った犬さんのトレーニングです。

でも、犬さんに限らず猫さんでもほかの動物でもいっしょです。

動物たちの行動の原理を学び、それを日常の問題解決に役立てるためにABAの基礎を学びます。

ABAを学ぶと罰を使わないトレーニングが見えてきます。

私は、Choco.の飼い主として、まずはChoco.から…。

Choco.は重大な問題を持っているわけではありませんが、

だからといって飼い主がなにもしなくても何の問題もない犬さんではありません。

Choco.がいて、他の犬さんにも思いを寄せることができると思っています。

今年は自分の学びを深めること、そして発信すること。

がんばっていきたいと思っています。

皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。

今年もともに歩む、私のわんこ先生、Choco.