いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬のしつけ方・お手入れの仕方セミナー

2018-07-07 | 外部セミナー・研修会

今日は横浜市動物愛護センター主催のセミナーに

参加を兼ねて受付のお手伝いもしてきました。

区役所の最上階の会議室でしたが、いつも6階の生活衛生課しかいかないので、

屋上に庭園や田んぼがあることを今日初めて知りました(笑)

講師の方は、ドッグトレーナーでトリマーで

横浜市の動物適正推進員、愛護センター登録ボランティアもされている方でした。

犬はどういう動物か?というところからお話が始まりました。

オオカミは犬の祖先や、上下関係云々は全く話には出ず。

犬の基本的欲求とは…

移動

狩猟

食事

休息

それぞれを今の犬の暮らしと照らし合わせてお話され、

たとえば移動はお散歩。量は犬によって異なるが、「淡々と歩く」「ゆっくり歩く」「走る」

「淡々と歩く」は狭い道などで脚側で歩くようなときのこと。

また「ゆっくり歩く」では、におい嗅ぎの大切さも。走るは原っぱや、ドッグランで。

狩猟は、ひっぱりっこ遊びなど。犬は獲物を捕まえるという本能があるということや

手とおもちゃが近くにあると間違えて手に口が当たってしまうことがあるので

手とおもちゃの距離を離して遊んだほうがよいこと。(長い紐のついたものや、

フリースを編んだロープなど)コングなどの使い方。

 

また、「吠える」も、家の中では吠えるお仕事をしなくてもいい環境をつくる。

そのしつけに、水鉄砲やガチャ缶は出てこなかったです。

また甘噛みについても飼い主さんの遊び方を変えるとか、

物を守ることも脅してでもやめさせるはありませんでした。

全体的に何度も出てきたのは、十分なお散歩と犬が生き生きと暮らすことができるように

飼い主さんが環境を整える、日常生活を見直すことでした。

 

もうひとつ、歯磨きについては、口のそばを触るので

いつも以上にイヤダを出さない準備から。

たとえば体制。犬によってリラックスできる体制が違うので

自分の犬に合った、リラックスできる体制を取ること。

口をさわるのに、少しずつ進めること。

最終的には唇をめくって歯を見えるまで。

歯ブラシはおもちゃにしない。

口に手を当てるときの方法なども動画で説明がありわかりやすかったです。

 

飼い主さんからの質問の中には、オヤオヤってものもありましたが、

それについての回答も納得のできるものでした。

ただねぇ、帰りのエレベーターで参加者同士の話の中では

やはり犬が悪さをする(この言い方からアレですが…)から

お散歩には行くものの家の中ではケージに入れっぱなしは

仕方がないよねぇ…って。

講師は、部屋を片付け、トイレはしつけましょうって言ったんだけどね。

なんのために犬と暮らしているんでしょうね~。と思った瞬間でした( ̄∇ ̄)

 

8月には、人と動物の防災を考える市民ネットワーク

     特定非営利活動法人ANICE(アナイス)代表 平井潤子先生の

     「人とペットの災害対策について」セミナーがあります。

詳細は、横浜市動物愛護センターに。



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