いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬のことを学ぶときっといいことがあるよ♪

2016-01-13 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

犬のトレーニングやしつけ教室というと
オリエンテーション(トレーニングの流れの説明会)があって、
次からは実際に犬といっしょにトレーニングをする・・・というのが 一般的だと思います。

実際にトレーニングをしながらなのでどちらかというと
「おすわり」「まて」「おいで」などの動きのある行動に着目して
その方法を飼い主さんが教わってやってみる・・・というところから始まるでしょうか。
同時に、子犬だったら「甘噛み」する、「決められたところでおトイレができない」
お散歩のときに「ちゃんと歩けない」「拾い食いする」など
飼い主さんにとってあまりうれしくないこと、やめてほしいことを「直す」ための方法を
飼い主さんは教わることになるのでしょうか? 

もしそういうときに、「こんなことをするのは犬が飼い主をリーダーだと思っていないから」とか
「飼い主さんが犬になめられている」・・・って言われたらほんとにそうかな?と立ち止まってみませんか?
まだ生まれて数か月しかたっていない子犬がそんなことわかってやるでしょうか?
犬はオオカミと同じ・・・って正直そう思いますか?犬がオオカミだったのってはるか昔のことですよね。
今目の前の犬はやっぱり犬ですよね。

だから犬のことを知るために学びましょう。 

犬の成長過程 

命の安全(欲求階層)

(いずれもチャーリードッグスクールオフィシャルブログより)

犬との楽しい暮らしはしつけやトレーニングだけではないでしょう? 

犬がどう成長していくのかわかると、そのときどきに現れる行動や感情が理解できるようになり、
とまどいはあっても飼い主さんが慌てなくてもなんとかなるかも・・っておおらかに考えられるようになれるでしょ。
そうすると、動物福祉に則った方法を受け入れられるようになるものです。  


飼い主さんが犬にわかってもらいたいことって、
私はあなたのリーダーだから、口答えするな!・・・じゃないでしょう。 

「なにがあってもわたしはあなたのことをわかっているから安心してね」ってことじゃないですか?
その方が飼い主さんにも目の前のあなたの犬にもしあわせですよね。

Choco.は1歳前にうちの子になったので、一般的な社会化期をよい状態で過ごしていません。
Choco.が暮らしやすいように伝える方法には叱りも罰も使いませんし、使う必要がありません。
暮らしの中での社会化はいくつになってもいつでも上書きできるものですよ。 
それが犬にとって幸せと思えることなら、なおさらです。 

犬を学んで、おおらかな犬育てしてみませんか? 

 

毎月犬の学校@小田原に参加しています。