閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト

2017年06月04日 | 書評 歴史

インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト/徳永恂、小岸昭/新曜社/2005

ユダヤ人の歴史的経緯、ユダヤ人属性の定義と解説、ザビエルの異端審判などについて載っている異色の歴史書。
世界史の見方が一変すると言っていいだろう。
特に、ザビエルについては、来日前において、キリスト教異端審判主導し、数々の処刑に係わった人物であり、日本史上は危険人物として扱わなくてはならないと考えるのである。
世界史の教科書執筆者は、ザビエルの裏の素顔を知らない点において、歴史を知らないのではないか、そのことがわかる本である。



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