奄美自然観察記

高のフィールドより

小動物が回復?  アマミハナサキガエルなど

2018-08-08 17:34:23 | 両生類



今日は、関西方面の高校の生物の先生方の案内で、金作原へ行きました。さすがに生物の先生方だけあって、自然や生きものに対する興味の強さや理解度が深く、こちらも少々緊張気味でした。「フカノキはどういう木の仲間ですか?」、すぐに答えられず、持ってきた図鑑で慌てて調べる始末、ウコギ科でした。うむぅ~修行が足りない・・・、と実感。




植物を中心に案内しているうちに、林道脇の倒木の上にアマミハナサキガエルがいました(写真2枚目)。金作原のガイドでは結構珍しい。鳥は、午後日中のガイドだったのであまりみられず、シジュウカラの幼鳥の群やズアカアオバトやアカショウビンの鳴き声が聞こえた程度でしたが、帰り道、イジュの幹にキノボリトカゲがいて、結構盛り上がりました。ほかにもヘリグロヒメトカゲなども数回観られ、金作原ではこれまでマングースの影響などで少なかったカエルやトカゲなどの小動物が、結構回復してきているようです。

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