奄美自然観察記

高のフィールドより

かなり濃い色の花  ハシカンボク

2024-09-08 15:57:48 | 植物

早朝から日が射し始めて、次第に暑くなってきました。山々に「カーンカーン」と、オオシマゼミの鐘の音のような鳴き声が響き渡り、やがてアカハラダカの渡りが観られるようになると、秋の到来を感じます。この時期に、林道脇で目立って咲いている花と言えば、やっぱり日本固有のノボタン科ハシカンボクでしょうか。直径約1.5cmほどの小さなピンク色の花がぎっしりと咲くため、とても美しく見えます(写真1枚目)。ピンク色の花には時々濃淡の違う花を見かけ、稀に真っ白い花を見ることもあります。今朝は、林道脇でかなり濃く、赤色に近い一群を観ました(写真2,3,4枚目)。個人的には、これまでに観たハシカンボクの花では最も濃い色の花で、とても新鮮で美しく見えました。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、てぃだんぬ射し始むぃてぃ、だんだんあちかなてぃきょうたが。山々じ「カーンカーン」ち、アショシャ(オオシマゼミ)ぬ、鐘ぬうとぅにししゅん鳴きぃぐぅいぬ響き渡てぃ、やがてぇアカハラダカぬ渡りぬにゃあれぃんにしなれぃば、秋なたんじゃや~ち思い方だりょっと。くん時期、林道ぶちじむぃ立っち咲しゅん花ち言いば、やっぱし日本じだけあんノボタン科ハシカンボクだりょうろや。直径やて~げ1.5cmべりぬいなさん桃色ぬ花ぬ、ぎっしり咲きゅんたむぇ、むるきょらっさにゃあれぃっと(写真1枚目)。桃色ぬ花やとぅきどぅき色ぬくゆかあたり薄かあたりしゅんむんばにしゃり、ばっくらし真っしるしゅん花ばにゅんくとぅもありょっと。きゅうひかんまや、林道ぶちじ、いころくぅいかん、はーさにゃあれぃんまぐんば、にょうたが(写真2,3,4枚目)。わんとぅしや、なまがれぃにしゃんハシカンボクぬ花じや一番くぅいかん色ぬ花あてぃ、むるみいかしきょらさん花にしにゃあたっと。