カナダ政情（イ）

平成19年10月24日

カナダこのごろ「スロ－ンスピ－チ」拝読しました。　議員連中は10月中旬まで夏休みとは羨ましい話ですね。　日本なら税金泥棒呼ばわりされると思いますがカナダ人は寛大なのですね。

カナダの元首がエリザベス女王と言う伝統的な習慣に抵抗を感じ廃止を唱える人は居ないのでしょうか？　ケベックの独立運動活動家あたりは廃止論者と思われますが如何ですか？

エリザベス女王の玉座に総督が座りサンタクロ－スの様な衣裳を着た最高裁判所の判事達が周囲に侍ると言う図は英国の伝統を引継いだ物で無駄だと言う事で反対する人も居ると思われますが今後も残して貰いたいと思います。

御承知の様に日本では各国大使が代る度に東京駅から皇室差し回しの馬車で皇居で行われる認承式に向かうと言う伝統的な儀式があり、これが大使達の間では大変好評でこの様な伝統的な習慣も是非続けて欲しいと願って居ます。

カナダの政情は日本と大変似て居て面白いですね。　日本の自民党は今衆議院を解散したのでは参議院選同様民主党に過半数を取られるのではないかと言う心配から仲々解散に踏み切れずに居ます。

井上　　出