イノさんシゲさん

井上出と重松彬の往復メール

頌春(ヤ)

2008-01-03 16:12:00 | Weblog
(2007/12/31)

柳谷Chieko

Cliffrose Letter 明けましておめでとうございます

いまだ今年のカナダから、時空を超えて来年である新年を迎えられている日本の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

こちらはまだ31日夕刻九時。もう何度目かの紅白歌合戦の真っ最中です。NHKの放送も半日の時差でこちらでも放映されるため、昔のように今浦島とはなりません。ありがたいことです。

ちなみに、人間には基点のようなものがあるそうで、それはこの世に生まれ落ちたところだそうです。すなわちどんなに遠くに逃げようとその基点からは逃れることはできないそうなのです。好むと好まざるとにかかわらず、わが基点は日本で、日本語なのですね。認めます。

我の部屋は日本語垂れ流しの日本そのもので、生徒とのレッスンは下手な英語で移民の国カナダというわけです。作る料理も日本食と来ていますから、ここはどこだって言われそうです。

さて、紅白歌合戦ですが、最後に「世界にひとつだけの花」と言う歌で終わりましたね。争って一番にならなくてもいい、自分の種を育てていけばいい、争いはやめようというような平和の歌名のですね。

本当に2008年こそ争いをやめる年であってほしいです。人の命であがなわれる平和はありません。みんながそれに気づけば平和はすぐに訪れるはずです。それを願って遥かカナダの西海岸から、新年のご挨拶を申し上げました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 Cliffrose亭 亭主  柳谷Chieko拝