先日、1年6ヶ月ぶりに来日を果たし、ライヴを行ったブランニューヘヴィーズ。
ニュー・アルバムを引っさげてのライヴとなった訳だが、それが今回紹介する『Forward』。
往年のアシッド・ジャズ・ファンの期待も裏切らない良作だ。
ポイントとなるのはもちろん、『Get Used To It』に引き続くエンディア・ダベンポートの参加だ。
女性のフィーチャリング・ヴォーカルとバンド・メンバーが楽曲によってヴォーカルを分担する彼らのシステムは相変わらずだが、やはりというか、このバンドにはエンディアが一番良く似合う。
アルバムは彼らがライヴで使っているイントロから始まる。
名前のなかったこの曲に、今回『Forward』、つまり『前へ』と新たに名前をつけた。
ブランニューからライヴのつもりで楽しんでくれよ、と言われているかのようだ。
ご機嫌なインスト・ナンバーで幕を開けたアルバムは、エンディアのヴォーカル・ナンバーの怒涛の攻勢に引き継がれる。
『Sunlight』が流れた瞬間に、やってくれたぜとニヤリ。
これはまるで全盛時のブランニューだ。
イギリスならではの、少し憂いを含みながら強烈なフックの利いたダンス・チューンだ。
続く『Do You Remember』もイカしてる。
バンドの核を成すアンドリュー・レヴィの印象的なベースは本作でも健在だ。
こういうのを待ってたんだよ、ブランニュー!
お勧めを挙げるのが難しい程に内容は充実している。
エンディアが抜けていた時期のバンドの進化も随所に感じながら、『あの頃』の音も楽しむことが出来るのだ。
いかにもシングル・カットしそうなのは『Sunlight』『Do You Remember』『Addicted』。
ヤンのヴォーカルものなら『Heaven』か。
インストでは、後半の1曲目的な『Itziné』が強烈なインパクトを放つナンバー。
それと『Turn The Music Up』はPlayers Associationのカバー。
コーラス・パートはあるが、いかにもかけっぱなしで踊ってくれよというような、実質的にはインストのような楽曲。
原曲の雰囲気そのままに音を洗練させたような感じ。これも良い。
ブランニューはインコグニートのような浮揚感っぽさは狙ってないので、よりストレートに踊れるところが良い。
こうやって聴いていると、アシッド・ジャズを引っ張っていたのは間違いなく彼らだったのだなと実感する。
まだアシッドを聴いたことのない方にも充分にお勧めできるアルバムである。
よろしかったらクリックを。
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ニュー・アルバムを引っさげてのライヴとなった訳だが、それが今回紹介する『Forward』。
往年のアシッド・ジャズ・ファンの期待も裏切らない良作だ。
ポイントとなるのはもちろん、『Get Used To It』に引き続くエンディア・ダベンポートの参加だ。
女性のフィーチャリング・ヴォーカルとバンド・メンバーが楽曲によってヴォーカルを分担する彼らのシステムは相変わらずだが、やはりというか、このバンドにはエンディアが一番良く似合う。
アルバムは彼らがライヴで使っているイントロから始まる。
名前のなかったこの曲に、今回『Forward』、つまり『前へ』と新たに名前をつけた。
ブランニューからライヴのつもりで楽しんでくれよ、と言われているかのようだ。
ご機嫌なインスト・ナンバーで幕を開けたアルバムは、エンディアのヴォーカル・ナンバーの怒涛の攻勢に引き継がれる。
『Sunlight』が流れた瞬間に、やってくれたぜとニヤリ。
これはまるで全盛時のブランニューだ。
イギリスならではの、少し憂いを含みながら強烈なフックの利いたダンス・チューンだ。
続く『Do You Remember』もイカしてる。
バンドの核を成すアンドリュー・レヴィの印象的なベースは本作でも健在だ。
こういうのを待ってたんだよ、ブランニュー!
お勧めを挙げるのが難しい程に内容は充実している。
エンディアが抜けていた時期のバンドの進化も随所に感じながら、『あの頃』の音も楽しむことが出来るのだ。
いかにもシングル・カットしそうなのは『Sunlight』『Do You Remember』『Addicted』。
ヤンのヴォーカルものなら『Heaven』か。
インストでは、後半の1曲目的な『Itziné』が強烈なインパクトを放つナンバー。
それと『Turn The Music Up』はPlayers Associationのカバー。
コーラス・パートはあるが、いかにもかけっぱなしで踊ってくれよというような、実質的にはインストのような楽曲。
原曲の雰囲気そのままに音を洗練させたような感じ。これも良い。
ブランニューはインコグニートのような浮揚感っぽさは狙ってないので、よりストレートに踊れるところが良い。
こうやって聴いていると、アシッド・ジャズを引っ張っていたのは間違いなく彼らだったのだなと実感する。
まだアシッドを聴いたことのない方にも充分にお勧めできるアルバムである。
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