今回は前週に続いて、インコグニート関連を採り上げる。
というより、まんまインコグニートの人であるが。
今年の3月に発売になったブルーイの『Leap Of Faith』、意外な事にこれが初めてのソロ作だったのである。
しかも、全曲オリジナルでご本人が歌唱という、そう来ましたか、みたいに驚かせる内容であった。
因みにプロデュースはリチャード・ブルとの共同名義である。
自身のバンド、インコグニートにおいて強力なラインナップのヴォーカリストを擁して、これでもかとハイ・クォリティなサウンドを放ってきた彼がどんな歌声を聴かせるのかと、少々疑問だったが、これは無用な心配だった。
彼自身はパワフルに歌える訳ではないが、どうしてどうして!
雰囲気出てるじゃないですかっ!
クールで抑制的なアーバン・ソウルにとってもオトナなブルーイのヴォーカルが絶妙に溶け込んで良い感じ。
バンド・サウンドとの違いを出すためか、あまり仕掛けは施さず、楽器のソロ・プレイもフィーチャーせず、ひたすらのヴォーカル押しである。
これはこれで良いのではないか。
各楽曲のクォリティは折り紙付きの素晴らしさ。
インコグニートの活動歴は30年以上になる訳だが、いつも感じる安定感がここでも存分に味わえる。
インコグニートと較べると、アルバム全体の抑揚に欠けるという見方も出来るが、自動車の運転などにはちょうど良い作品だ。
あえて変化どころを挙げるなら6曲目の『Live Like A Millionaire』はCharles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Bandの『Express Yourself』風のナンバー。
8曲目の『Sky』はちょっとボサノヴァ風。
なんかこのテイスト、リール・ピープルっぽい。
この辺は親交があるから、当然な気もするが、全体的にラスムス・フェイバーとかリール・ピープルを聴いてる人にはお薦めできそうである。
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というより、まんまインコグニートの人であるが。
今年の3月に発売になったブルーイの『Leap Of Faith』、意外な事にこれが初めてのソロ作だったのである。
しかも、全曲オリジナルでご本人が歌唱という、そう来ましたか、みたいに驚かせる内容であった。
因みにプロデュースはリチャード・ブルとの共同名義である。
自身のバンド、インコグニートにおいて強力なラインナップのヴォーカリストを擁して、これでもかとハイ・クォリティなサウンドを放ってきた彼がどんな歌声を聴かせるのかと、少々疑問だったが、これは無用な心配だった。
彼自身はパワフルに歌える訳ではないが、どうしてどうして!
雰囲気出てるじゃないですかっ!
クールで抑制的なアーバン・ソウルにとってもオトナなブルーイのヴォーカルが絶妙に溶け込んで良い感じ。
バンド・サウンドとの違いを出すためか、あまり仕掛けは施さず、楽器のソロ・プレイもフィーチャーせず、ひたすらのヴォーカル押しである。
これはこれで良いのではないか。
各楽曲のクォリティは折り紙付きの素晴らしさ。
インコグニートの活動歴は30年以上になる訳だが、いつも感じる安定感がここでも存分に味わえる。
インコグニートと較べると、アルバム全体の抑揚に欠けるという見方も出来るが、自動車の運転などにはちょうど良い作品だ。
あえて変化どころを挙げるなら6曲目の『Live Like A Millionaire』はCharles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Bandの『Express Yourself』風のナンバー。
8曲目の『Sky』はちょっとボサノヴァ風。
なんかこのテイスト、リール・ピープルっぽい。
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