Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

書店3つハシゴ

2010-11-18 23:48:01 | 漫画・アニメ
結果、ようやく手に入れました。
ピスメ6巻…!!


油小路編完結。
長い、長い夜でした。

大きく動いたこの夜を期に、北上編が始まります。
そしてまた一人減り、二人減り…
ピースメーカー版の独自の展開を見せながら、
悲しい歴史を辿って行く。

でもいいんだ。
絶望に至る道のりでも、決してそれだけじゃないと信じているから。


と、まぁ、リリカルな感想はここまでにして。

最新6巻、久方ぶりにピスメ読んで、なんかもう全てが萌えだった。

油小路の永倉・原田・藤堂と言えばそれだけで映画作れるんじゃねーかと信じている私ですが、
ピスメの藤堂…純粋すぎる…。
ダチの台詞の後のあの展開、あのシーンは泣くだろ…。
それ以外に何ができる。

同時進行のほかの数場面、とりあえずススムが萌え。
あゆ姉…、あの子はこんなに素直になれるようになったよ…
全キャラ中、最も精神が安定しているというか、一番安心して見られるよね、ススム。
史実だとそろそろ…
え、マジで辿るの?
止めようよ!
え、でも展開的にススムいるとマズイ…?
いるとやりにくい展開か?
いやいやでもさ!

沖田はもう避けようがないので諦めています(……)が、
沖田の労がいにトラウマ起こして絶望した土方が、今後どうなるのか不安。この脆さ。
でも鉄と土方が似ていることを考えると、土方も、それでも進むんだろうな。
そして五稜郭に至る、と。
北上編、注目です。

更に更に、ピスメの主役、鉄之助を取り巻く、独自の物語。
これだけが唯一前進とも言える動きを見せたね!

サラさん会えて良かったですよ!
鈴の件は、鈴がこれから何を思い何を選ぶかによりますが…
必ず鉄には関わってくるはず。
絶望の淵に再び立った鈴が、鉄の声にだけは反応らしきものを見せたようなので、
再会に期待したいが…やはり敵同士か?
再会の上で、別離を選ぶ、か。
膕はどう動くかな。
時代が新撰組を、鉄之助を追い詰める中、
鈴までも敵になってほしくはないけど。
ただでさえ、鈴は海援隊に狙われ出す訳で。
読めん。読めんぞ展開が。

そういや、サラさんのモノローグで思い出したけど、
沙夜ちゃんどうすんのさ!
ただでさえ水揚げ近いっぽいのに、北上編進んだら確実に京都から離れんじゃねーか。
うぅ、どの道明るくない未来だけどさー…。

お兄ちゃんは巻を追う毎に精神状態がヤバくなっていって、
今度こそもう駄目かと思ったけど、鉄が戻ったからお兄ちゃんもかろうじて帰ってきたね。
頼むよ辰兄。
アンタもピースメーカーの息子だろ?

ってか斉藤さんですよ!
天狗様は人になりました。
むしろ人であることを思い出しました!
このキャラ付け一体どうなるんかと思えば、
こうなるのか!!
この6巻のラスト!
あんだけ最初の油小路で泣いた癖に、
油小路編は斉藤のためにあったような気さえしてくるね!
このラストがあるから、油小路編にも救いがあった。
この先の北上編も、読み続けていられるよ。

最初の最初から、終わりに向かう物語に、
一度はペンを置いた作者が、再びペンを取り、書く気になってくれたのは、
とても、とても嬉しいこと。

何年かかっても、続きを待つよ。
何年でも。
…あ、でもできるだけ早い方が嬉しいです。
待てるけど。

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