氏神神社の宮司はマジメな人である。
毎回、「大祓詞 (おおはらえことば) 」(神道の主だった祝詞・・・のりと) の印刷物をくれる。
「前回もらいましたけど」
「あ、そうですか。ま、一緒に持っていても構いませんので、時々唱えてください」
(うち・・・奈良県桜井市の大神神社さんに寄付した際、もらった神拝詞 (しんぱいし) があり、その中に祓詞 (はらえことば) も、大祓詞も入ってるんだけど・・・) と思う私だが、
「わかりました」と受け取っていた。
マジメな宮司さんだけど、神社界は、神社本庁を母体とする、
「神道政治連盟」と言う、右寄りの団体の影響を受けているような感じは・・・する。
(どの神社も神社本庁に加盟しているワケではないし、宮司全員が右寄りと言うわけではない)
私は、右でも左でも無いが・・・つぶさに観察していると、「極右」と「極左」は結局同じ。対立しているが、どちらも同じと言うのが持論である。
神道政治連盟と、これまた極右団体と言われる、「日本会議」・・・
この二つが、そのうち明るみに出てくるかも知れない。
何度も書いたように、本来の神道は、「右でも左でも無い」。
明治以降、「右寄りに」されてしまったのである。
宮司・神職には、思想に染まらず、御祭神第一に考えるようにしてもらいたい・・・そう思う今日この頃である。
大祓詞 (おおはらえことば) であるが、たどたどしいながらも、なんとか唱えられるようにはなってきた。
たどたどしいながらも、ご神前で唱え終えると、なにか「すっ」とするような気がする。
でも・・・
「あ、御神酒御供えするの忘れた」(◎_◎;)
と気づく私である。
・・・・・