菩提寺さんから教えてもらいました。
高野山にも、天狗伝説があるとは前述しています。
最強の護法天狗「高林坊」は、高野明神の化身ではないかと言われ、
他にも、覚海僧正。
金剛三昧院の、毘張尊師 (びちょうそんじ) 。
中でも、「覚海僧正」。
ウィキより、
「覚海(かくかい、康治元年(1142年)- 貞応2年8月17日(1223年9月13日))は、平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての真言宗の僧。房号は南勝房または南証房。和泉法橋とも称される。但馬国養父郡の出身。
醍醐寺定海のもとで出家して灌頂も受けたが、師定海の没後は故郷但馬国にもどり与光寺に住した。その後、高野山に上り寛秀に師事して灌頂を受け、華王院を開創して講学につとめた。この間、山城国随心院の親巌と近江国石山寺の朗澄からも灌頂を受けた。1217年(建保5年)高野山検校に任じられ、金峰山との堺相論に奔走した。
仏法の護持のため天狗(狗名:横川覚海坊)になり、中門の扉を翼にして天に飛び去ったという伝説が高野山内に残っている。この伝説を基に、谷崎潤一郎が『覚海上人天狗になる事』という短編を執筆した。また、高野豆腐の由来を覚海に求める伝承も存在するが、確証は無い」
ご宝号は、
「南無満山護法善神」(なむまんざんごほうぜんじん)
前述してますように、「天狗」さんの御神霊は、見たことがありません。
ただ、霊山や霊地、神仏習合の「気」が強い寺社・・・特に密教系寺院では、「天狗さんの神気」は、「びしびし」感じます。
①「力強い神気」②「怖い気」③「ヤバい気」いずれも感じました。
②と③、場所も覚えていますが、差しさわりがあるため記すことはできません。
③は、神像・仏像ともに、「違うモノが入っている」と、すぐわかりました。
相当ヤバイ感じでした。近くの御堂に、「ほんわり」した神気が出ている御堂があったので、某大寺院でそのことを告げると、
「ああ、そこはうちや。(ほんわりした、神気の出ている御堂) 」とのこと。
で、その近くにある、ヤバイ気が出ているお堂や像のことを聞くと、
「あそこが、前話した、わしらお寺仲間の間でも、あそこはヤバイぞと言うてるとこや」と。
私はカンがある方なので、一発でわかります。
「良いところ」「ヤバいところ」「普通のところ」と、わかります。
天狗さんには、神仏に仕える・護る「護法天狗」さんと、
人々に障りを成す「外法天狗」さんとあります。
どちらでもない、天狗さんもいるかも知れませんが、
「護法さん」は、頼もしい。少々荒っぽいけど頼もしい。
「外法さん」は、近寄らない方がいいです。
高野山の「覚海僧正」は護法さんです。
護法さんたち、大小の天狗を従えるのが、
奈良県吉野の「蔵王権現」(日本独自の仏神ですが、古代日本の「神」です) さんです。
最強で、別格の「天狗さん」は、
法起坊です。「役行者 (えんのぎょうじゃ) 」のことだといいます。
「蔵王権現」は、大小天狗を従える「神 (仏神) 」。最強別格の大天狗は、「役行者 (役小角) 」。この、日本最強の神仏が、ふたたび相まみえることがあれば、日本は輝きを取り戻すかも知れませんね。(役行者は、唐に飛んで行ったと言うことになっています)
蔵王権現・・・おん ばさら くしゃ あらんじゃ うん そわか。
役行者・・・南無神変大菩薩(なむ じんべん だいぼさつ)
(蔵王権現と、役行者については前述してますので、よければ読んでみてください)
ではまた。
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