書くネタが無くなってきたので、
菩提寺さんに教えてもらったことを書きます。
今は、古義真言宗も新義真言宗も、それぞれの拠点となる大寺院で専門の道場があるそうです。
ちょっと前までは、和歌山県の高野山が、古義真言宗では、密教僧の養成のための専門道場だったみたいです。
「卒業式で、管長からのお話を全員で聞くのですが、六時間正座してました」
これは、高野山ではなく、御室 (おむろ・・・真言宗御室派総本山・仁和寺) で得度した僧侶から聞いた話です。(私なら、六時間も正座させられるのなら、トンズラしますが)
高野山では、
今でも3つの研修道場があり、「専修学院」「高野山大学 (密教学科) 」「真別処 (円通律寺) 」があります。
ほぼ、お寺生まれの人は、
「専修学院」で修行するとか。
加行 (けぎょう) と言う、絶対通らないといけないカリキュラムの研修では、
加行中は、外界とは行事で外に出るとき以外は、一切遮断されるのだとか。
100日とか、50日50日とか、上三つのコースによって違いはあるのか知りませんが、「携帯の電池を取って渡して加行に入る」と言ってました。テレビも加行中は観れないとか。
昔、岡山の真言宗寺院で聞いたのですが、
「男ばかりのところで、加行中は外界とも接する機会がないため、すごい殺伐とした雰囲気にはなりました」と言ってました。
「卒業写真を見ると、とんがった目をした自分の姿がありました (笑) 」と言ってました。
加行中かどうかはわかりませんが、
厳格なルールがある中で、
「外でこっそり遊んで来た生徒は、寮監にバレて追い出されるケースもありました」とか。
「バレるんですか?」と聞くと、
「(寮監には) 匂いでわかるみたいです」と。
「追い出されたら、行には戻れないです」とも言ってました。
私は、真言宗の檀信徒とは言え、
「供養法」にしろ、「護摩作法」にしろ、「開眼作法」にしろ、密教の作法には
覚えることが、ものすごく多いので、よく覚えられるな~と、毎度感心します。
ただ・・・ある寺院の護摩供で・・・役僧さんが、
「大金剛輪陀羅尼」(だいこんごうりんだらに・・・智山派では、だいこんごうりんたらんじ~と発音してます)
を、間違えて唱えていました。
そろそろ・・・書くネタがつきかけてしまいました。
幽霊話なら、いくらでも実体験しているので書けますが、それ書いたら読者の方が怖がるから・・・書かないようにします。ただ、芸能人のオカルト話なんて、嘘八百ですよ。
ではまた。
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