神社・仏閣にある、「おみくじ」。
その発祥は、前述しているが、
比叡山・延暦寺、横川 (よかわ) の、
元三大師堂。(がんざんだいしどう)
ウィキより、
「古代においては国の祭政に関する重要な事項や後継者を選ぶ際に神の意志を占うために籤引きをすることがあり、これが神籤の起源とされている[1]。多くの神社仏閣でみられる現在のおみくじの原型は元三慈恵大師良源 (912 - 985) の創始とされている(比叡山の元三大師堂は「おみくじ」発祥の地として知られる)[2][3]。元三大師が観音菩薩より授かったとされる五言四句の偈文100枚のうち1枚を引かせ、偈文から進むべき道を訓えたのが原型とされる。籤に番号と五言四句が記されているのはこの偈文100枚が由来である。」
・・・神社でも寺院でも、同じようなタイプのおみくじが多いが、
それは、おみくじ製造の七割が、山口県周南市にある「女子道社」で作られているのも原因の一つである。
さて、巷には、「大吉が出るまで、何度も引き続ける人が」いる。(かつて私も、悩みがあった時は、そうしたことがある)
これは・・・ダメ。NGでは無いが、「最初に引いたおみくじが、神仏から授かった御指示」なので、それが「凶」が出たからと言って、大吉出るまで引き続けるのは良くない。すなおに「凶」をいただくのが道理。
神社でも、寺院でも、最初にちゃんと神様仏様をお参りした後に、引く。
「お聞きしたいことがあれば念じて」、何もお聞きしたいことが無く、ただ、その年の運勢を知りたければ、素直に引く。
そして、おみくじの中にある項目の、お聞きしたい項目を見る。恋愛なら恋愛。健康なら健康と。ただ、時の運勢が知りたいだけなら、全部読む。
「凶」や、良くない結果が出れば、引いた神社・寺院の「おみくじを結ぶ所」に結んで帰る。
「大吉」「吉」など、良い結果が出れば、「御守り」として持って帰ってもいい。
諸説ある中、良い順は、
①「大吉 吉 中吉 小吉 半吉 末吉 半凶 凶」
②「大吉 中吉 小吉 吉 半吉 末吉 半凶 凶」
私は、今までの経験から、中吉や小吉より、「吉」の方が、内容が良い御神籤が多いため、①を取る。
天台宗の寺院で、住職から昔教わったのが、
おみくじの上部にある四行・・・(無いタイプもある) の、
位置関係は、「引いた人の年齢」に対するアドバイス。
一番右行は、「若い幼い人」、右から二行目は、「青年の年の人」、右から三行目は、「中年から晩年」、一番左の行は、「晩年」の人へのアドバイス。
下部の項目は、それぞれの「総合」「売り買い」「病気」「生き死に」「恋愛」「待ち人 (恋では無い) 」「その他」。
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