超大物札所登場です。
第三十一番「御盥山不動坊(海岸寺)」・・・よく覚えています。
弘法大師・空海誕生の地は、真言宗善通寺派総本山・善通寺と言われていますが、
ここ「海岸寺」が、実際の誕生地と言う説もあり、過去、結構モメていたみたいです。善通寺は、父の・善通からとった名で、海岸寺は、大師が「産湯につかった」地と言うことで、一応決着しているみたいです。
ただ、「地元の人はどう思っているか」と、地元に近い地出身の人に聞いたら、「地元では、海岸寺が実際の出生地だ」と思っている人が多いそうです。
ウィキより、伽藍の画像もウィキより、
「海岸寺(かいがんじ)は香川県仲多度郡多度津町西白方に所在する真言宗醍醐派の寺院。詳しくは経納山 迦毘羅衛院(かびらえいん) 海岸寺と称する。寺院本尊は聖観世音菩薩。大師堂は奥之院と呼ばれ弘法大師誕生仏が本尊で、それぞれに納経所があり、それぞれの本尊の納経をしてもらえる。
札所:四国別格二十霊場十八番札所、四国三十六不動霊場第三十一番札所、讃岐十二支霊場卯歳守護文殊菩薩札所、全国百八ヵ寺・愛と心の寺めぐり〈訶〉。
本尊真言:おん あろりきゃ そわか
- 御詠歌
- 遠近(おちこち)と ながめば沖の 走船 ふでや硯の なみぞうつなる(本坊)
- わだつみの岸のお寺の産盥(うぶだらい)すすいでかける湯手掛の松(奥之院)
- せとのきし まなこやひらく かいがんじ よろこびみちぬ 身も心にも(別格)
- かのきしに こえもとどけよ マカロシャダ 除障明王 カンマンボロン(四国不動)
寺伝によれば、ここは空海(弘法大師)の母親である玉依御前の出身地とされる。更に空海は奈良時代後期の宝亀5年(774年)に当寺奥之院で生まれたとされており、弘法大師出化初因縁(しゅっけしょいんねん)の霊跡と言われる。」
護摩供が修されている時に参拝し、お護摩拝みました。お遍路さんや、地元の信徒さんたちで、お堂が「すし詰め状態」でした。
お護摩と併せて、「大般若経お加持」も行われ、分厚い「大般若経」で、「ぼんぼん」参拝者さんたちの、両肩、背中、腰を「お加持」して回ってました。
私たちは後ろの方だったので、一番最後くらいに「お加持」受けました。
連れの人は、「気持ちよかった」と言ってましたが、私は、「ぼんっ」「ぼんっ」「ぼんっ」と、重くて分厚い「大般若経」で叩かれている感じで、(痛えな) と、思いました (^_^;)
私は、先入観には囚われない性質なので、(大般若経で、お加持? 聞いたことねえぞ) と、正直思いました (^_^;) スミマセン・・・
画像の「烏枢沙摩明王 (うすさまみょうおう) 」は、「ご自由にお持ち帰りください」と、置いてあったので持って帰ったものです。同じ額に入っているのは、成田山大阪別院で、30年近く前に寄付してもらった返礼の、御守りと、散華です。いっぱい持ってますよ。
でかい寺と言うより、広い御寺で・・・どこからどこまでが、海岸寺なのか、初めて行ったときは、わかりませんでした。
ではまた。
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