30年位前、まだ大阪府に慣れていなかった頃、
奈良県の生駒山に近道はないか車で右往左往していた昔の話・・・です。ナビも無い時代で、全く見当違いの方向に行っていて、
大阪府東大阪市出雲井町の「枚岡神社 (ひらおかじんじゃ) 」にたどり着きました。
まだ早朝の御神域は、確か、たくさんの灯篭が明かりを灯していて幽玄な雰囲気でした。(一度しか訪れていないので、記憶は定かではありません)
参道を歩いていて、「ここはニギハヤヒノミコトの御神域だな」と感じたのを覚えています。
御祭神は、
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
比売御神 (ひめみかみ)
経津主命(ふつぬしのみこと、斎主命)
武甕槌命(たけみかづちのみこと、建御雷命)であり、
「あれ? ニギハヤヒノミコトの御神域と感じたのに」と思ったのを覚えています。
ただ、後年、「ふつぬしのみこと」は、「フツシ」(スサノオノミコトの御本名と言う説あり) と同一神で、「たけみかづちのみこと」は、「わけいかづちのみこと」(ニギハヤヒノミコト) のことではないかと思うようになっていました。(私論です)
その後、最近の話ですが、「古代ヤマト王権の縁起と伝承」(木村博昭 著) で、同じような意見が記述してあったと思います。
余談ですが・・・
「枚岡神社」さんのHPにある、YOU TUBE 枚岡神社公式チャンネル「大祓奏上、良音質。」と言うのがありますが、
色々な神社さんの「大祓詞」と比べても、この枚岡神社さんのが一番聞き心地が良いです。なかなか真似できませんが。
枚岡神社は、一度だけの参拝と、早朝に行ったので、御朱印はもらっていません。
余談ですが、その時だったと思いますが、「生駒山」目指してウロウロした挙句、山の麓?みたいなところまでたどり着き、地元の当時50代だった人に聞いてみました。
「すみません、生駒山・宝山寺に行きたいんですが、この道であってますか?」「ああ、おしいな。確かにこのまま上れれば、生駒山やけどな。ここから車で上がる道はないんや」と、丁寧に生駒山への道筋を教えてもらいました。
ではまた。
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