母の死・野菜の花

昨日は快晴で、東風が午後に強くなりました。

北関東でも染井吉野の桜が一気に満開になりました。

数年介護していた母が４日の昼に永眠いたしました。

たまたま遊びに来ていた、孫やひ孫達に看取られての旅立ちでした。

父は私が３歳、妹が２歳の昭和１９年の２月にビルマで戦死しているので、
　　父母の結婚生活はほんの数年でした。

母は女手一つで農業をして苦労しながら私たちを育ててくれました。

遺品の中にビルマの父からの軍事郵便の葉書が沢山あって、
　　葉書一杯に小さな字で私たちや母を気遣った文章が書かれていました。

棺の中の母は納棺士の方に白無垢に綿帽子を被った
　　花嫁姿の様な旅姿にしていただきました。

父からの葉書を棺の中に入れておきましたので、母は父からのラブレターを
　　持って６０数年ぶりに父の処に行くことと思います。

母の葬儀を済ませて、やっと一段落したところです。

今朝は風もなく静かな朝です。

今日は南風が入って暖かくなるとのことです。


　　　　　　　　　　　　　散歩の途中で出会った野菜の花

　　　　　　　　（写真をクリックすると写真が2段階に拡大します）
　
　　　　　　　　　　　　サヤエンドウの花・菜の花・大根の花