田舎都会からの便り

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大千軒岳・知内川コース2014・6・22後編

2019年01月22日 03時10分43秒 | 山登り・散策の話

大千軒岳知内川コース2014・6・22後編

北海道最南端 標高1071.6m大千軒岳

今回は福島町奥二股沢に登山口のある

知内川コースを選びました

PM 12:00

情報通りの光景です

花が咲き終わっている

花の開花は2週間ほど早かったよう

千軒平で寛ぐ登山者が見えてきた

この辺り シラネアオイの咲く時期は 

一面花に包みこまれます

ステンレスの白い十字架は 千軒平のシンボル

前方が江良岳 その奥が大千軒岳 

いつもの年ならお花畑が満開です

今年は殺風景です 残念

 

千軒平のバックは 手前・中千軒岳 奥が前千軒岳

咲き誇る時節は 

前進する足が花に見惚れて止まります 

今日は超特急の速度

 

急がねば ガスが被う

でも急登なので 無理は禁物

熊が見えたという斜面

PM 12:22 

  

一面咲き誇る花畑は終わっていたが 

ポツンポツンと佇むエゾカンゾウなどが迎えてくれた 

千軒清水の分岐

この先に貴重な湧水が出ています

カラマツソウもお出迎え

山頂到着 登山口からの所要時間5時間15分

ゆっくり 慎重登山だったので 時間がかかった

通常は 4時間前後でしょう

PM 12:35

標高956.8m七ツ岳

この山に登りたいと思っているが  

数年前から林道崩壊で通行止

林道復旧は目途立たずのようなので もう無理かも知れない

そんな山が北海道では増えている

登山は趣味なので 仕方ないなあ

下山開始

PM 12:40

雲は千軒の峰を境にして消える 不思議だなあ

リーダーが一人でポツンと待つ 感謝

ラッキー

ホテイアツモリソウに出合った

 

ここでは貴重な存在の花らしい

家内が見つけてくれた

このあたりには30以上確認されているという

保護に努力されている方たちは  

盗掘に心を痛めているという

 

いずれ保護の成果が上がり

一面咲き誇ることを 想像したい

 

下山途中に千軒清水に立ち寄った

分岐から斜度のきつい場所を通った先にあります 

PM 12:45 

 

花道

花盛りの頃は 一面黄色の中を前進します

今年は盛りを過ぎ 例年より物足りない道端です

踏み跡がしっかりついているので 

ガスが濃くても安全です

岩場の鉄管から湧水は出ている

細い水のしたたりからは 

貴重な水であることが伝わってきます

真夏でも枯れることはないそう

水は重いので これを利用する方は多いのでしょう

私は湧水があるとしても利用しないことを心がけ 

リュックに十分飲み水を入れて登ります

数年前十勝連峰を縦走していた方が 湧水のある場所の水が枯れていたので 水を求めて2時間さまよった話を教えてくれた

それが頭にあり 背負うことにしている

湧き出ている場所から山頂方向を眺めると 

傾斜の強い場所であることが分かります

発見し 守られていることに感服します

江良岳 中千軒岳 前千軒岳方向

い千軒のお花畑一面の花盛りは終わっていましたが

登山道の道端にはポツンポツンですが たくさん咲いてました

千軒平が見えてきました

千軒平から右へ向かうと旧道コース 

松前からの登山口に行きます

このコースは熊五郎さんに出合う確率が大きいそう 

左へ行くと登ってきた知内川コースです

PM 1:00

 

千軒平や江良岳の地帯は お花畑が人気スポット

しかし 今年の様相は違ってました

少ない 咲く花少ない 種類も少ない

地球温暖化の影響で時節が狂ったのでしょう

今日は千軒平の登山道脇で咲いてた花をアップしてます

説明は省略です

いつもの年なら 咲く花多く 注目薄いエゾカンゾウ君

今年は ポツン ポツンなので目立ちます

まるで 人気スターのよう

ゆっくり歩くと 色彩の濃淡を楽しめます

 

 

 

 奥・大千軒岳 手前・江良岳

 千軒平から下山開始

 PM 1:30

 

気軽に登れる新道コース登山口の車道が通行止

このためなのか登山者は少なく 花も少なく 

山は笑えず寂しそうでした  

 

千軒平から帰路の斜面は シラネアオイの群生地

白花もたくさん咲き誇っているハズでしたが 見事なハズレ

 

 

 

下りは楽ですが 油断しての負傷が多いという

山仲間の教えを守り 慎重下山

ガンバレ岩

PM 1:45

 

 

川の流れは 涼しさをプレゼント

 

 

流れが大きくなり 千軒銀座まもなく

PM 2:35

 

 

金山番所 到着

 

PM 2:50

 

このコースの樹木の緑は 新鮮できれい

見ているだけで 目の疲れがやわらぎます

 

 

 

石崎越の沢 

 

PM 3:05 

 

 

下山は 黙々と歩く

登りで疲れると 下山は無口になりがち

疲れると 芸術的な水の流れを見る余裕も失せる

天気に恵まれると 

暑さは堪えるが 岩場は滑らないので助かる

広い川原 到着

 

PM 3:30

 高捲きの繰り返しです

 

被う力のすごさを感じます

 

触ると 氷のように固い

 

 

登山口到着 千軒平から2時間50分

PM 4:20 

 


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