田舎都会からの便り

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矢越海岸アドベンチャーズ

2013年08月31日 03時22分20秒 | 山登り・散策の話

 

矢越海岸アドベンチャーズ

北海道知内町小谷石の先にある矢越岬

写真 虹の向こうに岬が見えます 

 向って左が矢越岬 右が火力発電所

写真右が小谷石地区

小谷石地区 

最近まで矢越小学校があり 恩師の校長赴任地でもあります

現在 小学生は二人だそう

ここも高齢化が進んでいるよう

興味のある方は ご覧下さい

小谷石・矢越小学校 

街の入口ある「薬師湯」という冷泉があり

硫黄の香りする信仰泉と記されています

小谷石漁港

「2千万で造れますか」

「その額では無理 〇千万円だよ」 

漁獲量が減り 養殖栽培に変化しているよう

農業機械もそうですが 漁業も大金が必要のよう

街に活気を取り戻そうと 

矢越岬巡りの観光船運行を始めた若者です

以前運行されていた観光船を 復活させたのです

姓は 村田 名は 優さん

この日の乗船は 私を入れて7人

乗船前に「波が高く 途中で引き返すかも知れません」

と説明を受けました

漁港出発

以前 大きな災害を受けた地区は平地が少なく 

道路の整備される前は陸の孤島だったのでしょう

イカリカイ島

 陸から見た イカリカイ島

4年振りに復活した観光遊覧船は 

定員11人 重さ1トンのちっちやな船です

前方が矢越岬

波高く 波を切るたび前方から海水が入り込みそうになります

農村に住む私に 海の怖さを教えているようでした

矢越の海岸は 

潮流や波・風の浸食作用を受けた海蝕崖だそう

立岩 地元では「クソ岩」と呼ぶそう

海抜30mの断崖岬

断崖の上には 

1655年に松前藩が建立した「矢越八幡宮」があるそう

源義経が妖怪退治の矢を放った伝説が残る岬

この観光船もあやかってでしょうか 「義経号」でした

コースは 小谷石から福島町岩部地区往復

時間は1時間30分 料金は3000円

この日は波が高く 岬手前から引き返しました

船長さんの安全重視判断に 拍手です 

料金は頑なに受け取らず 恐縮至極の遊覧となりました 

興味のある方は ご覧下さい

岩部地区・矢越道立自然公園 

観光船が小さいと 

風によっては中止も多いことでしょう

経営するには 

勇気の必要な事業に感じます

地域の自然を町外の人にも見せてあげたい

という若者の願いは 誠実

地域の活性化の一助になればという目標も 立派

継続できるよう 乗船客で賑わう街になってほしい

写真を撮ろうとしても 

波に揺さぶられ 平行が保てませんでした

推測ですが 養殖が主役なんですね


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