Ready go!(レディーゴー)、Ready order?(レディオーダー)などは日本語のようになってる表現だ。「よーいドン」とか「ご注文は?」とかということだが、これを丸暗記の対象とするだけで、英語発想を教えていない。これらの表現は、Are you ready to go!、Are you ready to order?のことだ。 前にも述べたことだが，英語には弱形と強形があって相手に伝えたいことは強く言う、ただそれだけのことだ。この場合Are youが弱形となるのは、「あなたはそんな存在か?」ということで相手が前にいるからに過ぎない。
「英語ほど簡単な言葉はない」と「ひとまとまりの行為・状態論」 いよいよ、STEP2の「オウム返し英会話学習法」も後1回を残すことになった。 表現展開は、「まとめ」の段階に入ってきたということだ。 私が提唱するメソソッドは、当初は「コミニカ理論」と称していた。「コミニカ英語基礎編」といった教材を一光社から販売されたいた頃だ。その時期に発行された日本実業出版から販売された数冊の本も「コミニカ理論」としていた。 その後、アメリカで販売されていた「FUNCTION IN ENGLISH」という本に偶然出会った。日本語に訳すと「英語における関数関係』ということだ。 例えば、この本には以下のような記事がある。 I am interested in +noun※名詞 I am interested in +gerund ※動名詞 I want to +infinitive ※不定形、(不定詞)
つまり私の理解では、「英語に関数関係ある」というのは、英文は順列・組み合わせで成り立っているということになる。 この「FUNCTION IN ENGLISH」という切り口は私の提唱するメソッドに対して応援歌のように感じた。だからその時期に、「ファンクションメソッド」名乗るようになった。 ただし、上の洋書では、ある表現とそれに対する名詞や動詞の組み合わせについてだけを延々と大判で500ページにわたって解説しているだけのものだった。 ここまでこのブログを閲覧していただいて来た方には、おわかりだと思う。 この「英語における関数関係』には、ファンクションフレーズと補語動詞の「順列・組み合わせ」で成り立っているのだ。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル have to+原形動詞フレーズ ○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル want to+原形動詞フレーズ
英語発想に身を置き、自分で作りあげた英文であるからこそ、定着・蓄積することになるのだ。さらにみずからの声による作業は何より代え難いと言えるだろう。 【今日の学習】 want、hope、wish、haveは「ほしい」「希望する」「願う」「持つ」など一般動詞として用いられますが、これらの動詞が前置詞toと結びついて、「〜したい」「きっと〜したい」「できたら〜したい」「〜しなければならない」といった意味のフレーズになることがあります。ただし、これらがbe動詞のフレーズを導く場合は、「〜なりたい」などの意味となります。 I want to be a teacher of Japanese. 日本語の先生になりたい I hope to be a teacher of Japanese. きっと日本語の先生になりたい I wish to be a teacher of Japanese. 日本語の先生になればなぁ I have to be a teacher of Japanese. 日本語の先生にならなきゃ
ちなみに、P.264のTABLE NO.13にあげられたフレーズを用いるとそれらの過去形での肯定形、否定形、そして疑問形を生産できます。 I wanted to be a teacher of Japanese. 日本語の先生になりたかった I hoped to be a teacher of Japanese. きっと日本語の先生になりたかった、望んでいた I wished to be a teacher of Japanese. 日本語の先生になることを願っていた I had to be a teacher of Japanese. 日本語の先生にならねばならなかった
carryの動詞フレーズ 【POINT】 carryの本質的な意味は、対象を重力に抗して地面から離れた状態で保持すること、あるいは その状態で、主体が動くと対象も同時に移動すること、です。 したがって、訳としては「運ぶ」「身につけている」などとなります。 派生的には、おなかに胎児をcarryすることで、carry a babyが「妊娠している」と、また新 聞や雑誌が、記事を「載せる」もcarry an articleとなったりします。 また、「聴衆を引っ張っていく、感動させる」、「動議や案件を通過させる」(受身形で使われ ることが多い)などの意味があります。 【類義語】 drag 対象物が地面と接触しているとき、ものを引きずるような運び方にはcarry ではなく、dragを用います。 I dragged my dog to the vet. (犬を獣医のところまで引きずっていった)
[PART 1] carry away KEY WORD 「離脱状態」 【POINT】 「運び去る、流し去る」 「聞き惚れる」「夢中にさせる、有頂天にさせる」*受身形で使われることが多い。 (1) His house was carried away by the flood. 彼の家は洪水によって流された
[PART 4] carry out KEY WORD 「範囲外」 【POINT】 「(計画、提案、約束、仕事、研究、調査などを)実行する、なし遂げる」 (1) NorthKorea carried out a nuclear test 北朝鮮はある核実験を行った
[PART 5] carry over KEY WORD 「覆う」 【POINT】 「(会議などを)次回へ続ける、次のページに続ける」 「次回へ持ち越す」 (1) All the rights to the property will carry over to his sons. この資産に対するすべての権利は彼の息子たちに引き継がれることになります
【一般動詞フレーズ５段活用】 carry the plan over 「その計画を延期する、次回へ持ち越す、キャリーオーバーする 」 ============================= (1) carry(ies) the plan over現在形動詞フレーズ ※現在形の肯定形だけで使われる。 (2) carried the plan over 過去形動詞フレーズ ※過去形の肯定形だけで使われる。 (3) carry the plan over 原形動詞フレーズ ※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。 (4)carrying the plan overs ing形動詞フレーズ ※進行形や動名詞で使われる。 (5) carried the plan over ed形動詞フレーズ ※完了形で使われる。 =============================
【これが国際標準の英会話学習法だ！】 [英会話発想トレーニング 表現の枠組み] 4つの基本時制 (1)［基本４時制の展開］(現在形) 現在の事実 (1) We sometimes carry the plan over. 私たちは、(時々)その計画を延期している
(2)［基本４時制の展開］(過去形) ※過去の事実
(1) We carried the plan over.
私たちは、(その時)その計画を延期した (3)［基本４時制の展開］(未来形) ※未来の事実 (1) We will carry the plan over. 私たちは、(これから)その計画を延期するつもりです (2) We should carry the plan over. 私たちはその計画を延期すべきです (4)［基本４時制の展開］(現在進行形) ※現在の継続状態 (1) We are carrying the plan over. 私たちは、(今)その計画を延期しようとしています (2) We regretcarrying the plan over. ※動名詞 その計画を延期すしとことを後悔してします (5)［基本４時制の展開］(現在完了形) ※現在の付帯状況 (1) We have never carried the plan over. 私たちは、今まで一度もその計画を延期したことがない (2) We should have carried the plan over. 私たちは、その計画を延期すべきでした
【今日の学習】 Chapter 5 「展開型」を表現する Section 1 be動詞でこれだけ表現できる 私が、「展開型」と名づけたのは、be going toなどがひとまとまりのファンクションフレーズとして動詞フレーズを導くしくみを持っているからだ。 例えば、be going toは普通、中学２年生で登場するが、この同じ発想が今後、豊かな表現して以下のような様々なファンクションフレーズとして登場することになる。 be sure to +原形動詞フレーズ be able to+原形動詞フレーズ be ready to+原形動詞フレーズ be trying to+原形動詞フレーズ be willing to+原形動詞フレーズ be supposed to+原形動詞フレーズ ちなみに、これらは過去、未来、現在完了形にも表現展開をするが、これについては今後の学習となる。さらに助動詞willとbe going toの意味の違いもいずれ説明する予定だ。 さて、be going toだが、これは「ある心理的な進行状態になっている存在だ」ということだ。この場合、「到達」を表す前置詞toによってto以下に導かれる原形の動詞で始まる動詞フレーズが表す「ひとまとまりの行為や状態」に「到達する」といった意味となる。 例えば、I am going to「私は〜することになってるのよ」「私は〜する予定よ」、Are you going toは「あなた、〜することになってるの?」「あなた、〜する予定なの?」といった意味のフレーズとなります。さらに、「〜しそうだ」といった意味もあります。 但し、ここで注意していただきたいことは、これら展開型」のファンクションフレーズが導く原形動詞フレーズは、一般動詞とbe動詞フレーズの二種類があるということだ。 (例 to以下が一般動詞系列) 「あなた、何を買う予定なの?」「ドレスを買う予定よ」 What are you going to buy? I am going to buy a new drress. (例 to以下がbe動詞系列) 「あなた、将来何になるつもりなの?」「英語の先生になるつもりです」 What are you going to be? I am going to be an English teacher.
ちなみに、P.262のTABLE NO.11を用いると、「〜することになっていた」「〜する予定だった」と過去の意図や予定などを表す表現となります。 Were you going to buy new shoes? あなた、靴を新調する予定だったの? I was going to buy new shoes. 私、靴を新調する予定だったよ Was Lucy going to buy new shoes? ルーシーは、靴を新調する予定だったの? She was going to buy new shoes. 彼女、靴を新調する予定だったよ
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル be going to+原形動詞フレーズ
英語発想に身を置き、自分で作りあげた英文であるからこそ、定着・蓄積することになるのだ。さらにみずからの声による作業は何より代え難いと言えるだろう。 「コミニカ中学英語基礎編」英作法 (0) 私、靴を新調するつもりよ <～は ドウスル文> ①私は ～予定だ ⇨ I will ②靴を新調する →buy new shoes (完成文) I will buy new shoes. (1) 私、靴を新調する予定よ <～は ドンナだ文> ①私は ～予定だ ⇨ I am going to ②靴を新調する →buy new shoes (完成文) I am going to buy new shoes.
以下は、Section 2で登場します。 (2) 私、靴を新調したいよ <～は ドウする文> ①私は ～予定だ ⇨ I want to ②靴を新調する →buy new shoes (完成文) I want tobuy new shoes.
(3) 私、靴を新調したいしなければならないよ <～は ドウする文> ①私は ～予定だ ⇨ I have to ②靴を新調する →buy new shoes (完成文) I have tobuy new shoes.
Will you call a taxi for me? タクシーを呼んでくださいませんか? She called on her mother at the hospital. 彼女は病院に母親を見舞いに行った I called at his home, but nobody was in. 彼の家を訪れたが、誰もいなかった
[PART 5] call off KEY WORD 「急速離脱・中断」 【POINT】 「(約束、命令などを)取り消す」「中止する」 They called off their engagement. 彼らは、婚約(興業)を取り消した、中止した
[PART 6] call on[upon] KEY WORD 「密着・継続」 【POINT】 「ちょっと訪ねる」「ちょっと立ち寄る」 「助け、技術、知識などを)求める Be sure to call on us! 必ず私たちの所に寄ってください!
【一般動詞フレーズ５段活用】 call on us「私たちの所に寄る」 ============================= (1) call(s) on us 現在形動詞フレーズ ※現在形の肯定形だけで使われる。 (2) called on us 過去形動詞フレーズ ※過去形の肯定形だけで使われる。 (3) call on us 原形動詞フレーズ ※命令形，助動詞、to不定詞で使われる。 (4)calling on us ing形動詞フレーズ ※進行形や動名詞で使われる。 (5) called on us ed形動詞フレーズ ※完了形で使われる。 =============================
彼女は、私たちの所に寄ってくれた (3)［基本４時制の展開］(未来形) ※未来の事実 (1) She will call on us! 彼女は、私たちの所に寄ってくれるでしょう (4)［基本４時制の展開］(現在進行形) ※現在の継続状態 (1) She is calling on us! 彼女は、今私たちの所に寄ってくれています (5)［基本４時制の展開］(現在完了形) ※現在の付帯状況
(1) She has never called on us!
彼女は、一度も私たちの所に寄ってくれたことがない
以下は「情緒表題」だ。 (1) 助動詞を使った使ったファンクションフレーズ (1) She can call on us! 彼女は、私たちの所に寄ってくれるはずです (2) She might call on us! 彼女は、私たちの所に寄ってくれるかもしれません (3) She must call on us! 彼女は、私たちの所に寄ってくれるに違いない (2) be動詞系列ファンクションフレーズ (1) Be sure to call on us! 必ず私たちの所に寄ってください! (2) I am sure to call on you 私は、必ずあなたの所に寄ってください! (3) I am going to call on you. 私は、あなたの所に寄つもりです (4) I am planning to call on you. 私は、あなたの所に寄つもりです (3) 一般動詞系列ファンクションフレーズ (1) I want to call on you! 私は、あなたの所に寄りたいです (2) I'd like to call on you! 私は、あなたの所に寄りたいです (3) I promise to calli on you! 私は、あなたの所に寄っることを約束します (4) I regretcalling on you! 私は、あなたの所に寄ったことを後悔しています※動名詞 (6) I remenbercalling on you! 私は、あなたの所に寄ったことを覚えています※動名詞 (7 Remeber tocalli on us! 私たちの所に寄ことを忘れないで※動名詞 (4) 助動詞と完了形が結びついたファンクションフレーズ ※日本語訳に「今考えてみると」と入れてイメージしてください。 (1) I would havecalled on you! 私は、あなたたちの所に寄るつもりでした (2) I should havecalled on you! 私は、あなたたちの所に寄るべきでした (3) I must havecalled on you! 私は、あなたたちの所に寄らねばならなかった
テニスの大坂なおみさんがI'm trying to do my best.となど言っていた。彼女の性の英語表記がOsakaとなっていてなぜか大坂人にはうれしい感じだ。 これを聞いて思わず昔大学生にTOEIC試験対策の講座で教えていたことが思い出された。ある大学でTOEIC試験対策の英文テキストを使っていた。その中にListenning対策の項目があり、英語表現には弱形と強形があり、強形を聞き取れと書いてあった。まさしく上の赤文字で表記した trying to do my bestのフレーズだ。 まさにこれが「FUNCTION IN INGLISH」、つまり「英語における関数関係」、私の言う「英語はファンクションフレーズと動詞・補語フレーズ」との順列・組み合わせで成り立っているということだ。 さて、私は(1)から(4)までを「事実表現」、そして(5)から始まる文例はすべて「情緒表現」と定義づけている。さらにこの「情緒表現」を３つのタイプに分けている。 (A) 助動詞のファンクションフレーズ---(5)(6)(7) (B) be動詞フレーズのファンクションフレーズ---(8)(9)(10) (C) 一般動詞フレーズのファンクションフレーズ---(11)(12)(13) (14)
さて今回の(B)のファンクションフレーズは言うまでもなく、ファンクションフレーズがbe動詞系列の表現展開となっていることだ。簡単に言えば、is, am, are,そしてwas, wereを含むものだ。 I'm trying to do my best. ベストを尽そうとトライしてるのよ I'm going to do my best. ベストを尽くすつもりだよ I'm ready to do my best. いつでもベストを尽そうとしてるよ I'm sure to do my best. 必ずベストを尽くすよ I'm able to do my best. ベストを尽くすことができるよ 以上あげたらキリがないが、一言重要なことを述べておきたい。「コミニカ中学英語基礎編」を始めとしてファンクションメソッドではdo my bestなどを「ひとまとまとまりのもの」として扱っている。教育文法での「be going to+動詞の原形」とか、「不定詞はto+動詞の原形」といったとらえ方では英語の語彙が定着・蓄積しないのは当たり前だ。ここに日本人が英語を話せない大きな原因がある。これがアメリカの占領政策だった。
be動詞は「存在」を表し、それに結びつく補語フレーズは7つのパターンがあることは、すでに当オンライン講座の第１ステップでそのトレーニングも終えているのでここでは述べない。 その運用、つまり文の生産は基本的にこのファンクションフレーズによってなされる。ただし、be動詞系列の表現ではbeenが使われることに注意が必要だ。 I am trying to do my best. ※現在進行形 現在の継続状態 私は、(今)ベストを尽くそうとしています I was trying to do my best. ※過去進行形 過去の継続状態 私は、(その時)ベストを尽くそうとしていました I will be trying to do my best. ※未来進行形 未来の継続状態 私は、(これから)ずっとベストを尽くそうするつもりです I have been trying to do my best. ※現在完了進行形 過去を背負った現在の継続状態 私は、ずっとベストを尽くそうとしてきました 一方、一般動詞系列の運用も、このファンクションフレーズによって行われる。 I have ever tried to do my best. ※現在完了形 経験用法 私は、かつてベストを尽くしたことがあります
