【国際標準の英会話学習法】Lank-1-9
主語 it がto+動詞フレーズ導くファンクションフレーズ
英語には主語 It を用いて、「そりゃ〜だよ」とまず判断を下し、その判断の根拠となった行為や状態を to+原形動詞フレーズを用いて後に続けると言う発想の文がある。学校英語では、この It を仮主語だとか、意味のないものと説明しているが、この It にも意味がある。
例えば、This is hard.(これは難しい)、That is hard.(それは難しい)といった表現がある。一方It is hard.(それは難しい)というのもある。日本語訳は同じだが英語の発想はまったく異なる。前者のthis,thatは対象の遠近による「指し示すような表現」だ。しかしItはIs this hard?とかIs that hard?と問われたらYes, it is.と答えるようにこのItは「指し示すような表現」ではない。
itの本質的な意味をここでは説明する余裕はないが、It is hard to say Good-by(e).(さよならが言えない)などと、「指し示した物やことがらをto+原形動詞フレーズを用いて説明するような発想の英文が生産できるということだ。
さらに指摘したいのは、英文の生産(英語で話すこと)もリスニングでも前から前かにそれをする必要があるのにItは「仮主語」、to以下が「真主語」だと説明するのは明らかに英文読解のためだけのものだ。
It is hard to say Good-by(e).を例に挙げると、hardと say Good-by(e).が強調されることを認識して欲しい。
また,これは客観的な表現であることに注意してほしい。たとえば、同じ「〜できない」でも、can't と hard では文の意味は異なる。前者はいわば主観的な「気持ち」「気合い」の問題、一方後者は客観的な事情を表す。
[主観的な表現]
I can't say Good-by(e).
[気持ちの上で]さよならが言えない
[客観的な表現]
It is hard to say Good-by(e).
[客観的に]さよならが言えない
また、この to +原形動詞フレーズで表す行為や状態の主体を表現に登場させる場合は、 前置詞 for を使って表す。
It is hard for me to say Good-by(e).
私にはさよならが言えない
ちなみに前置詞forは「対象」を表し、toも前置詞で「到達」を表すので「これから」といった「未来性」を表す。
私が指摘し続けていることは、学習時間に応じて英語の語彙が言葉として蓄積する学習をすべきだというとだ。
例えば当オンライン講座の「イメトレ英語学習法」では、ネイティブによる英文読み上げを、まず赤文字で表記した動詞フレーズをし、次に全文の読み上げを行っている。言うまでもなくmaster Englishとか be here a little longerといったフレーズ(意味ある単位)も覚えることになる。
これが国際標準の英会話学習法なのだ。
(4) It will be important for you to master English.
あなたが英語をマスターすることは大切になるでしょう
(5) Is it possible to be here a little longer?
ここにもう少しいることができますか?
重要なのは、英会話学習はセリフの丸暗記ではなく【表現の枠組み]を身につけることだ。自分が今まで学習してきた英単語を使って英文を生産していただきたい。
形容詞には、限定表現と叙述表現がある。それは直接的に「どんな」と名詞を飾るのを限定表現、一方主体(主語)を「〜はどんなだ」と叙述説明するのが叙述表現だ、ということはすでに述べた。
このパターンで使われる形容詞(名詞)は、以下のようなものだ。
hard, easy, difficult, necessary, important、
むずかしい,簡単だ、困難だ、必要だ、大切だ
possible, impossible, nice, good, etc.
可能だ、不可能だ、素敵だ よい
time, about time, high time
〜の頃だ、そろそろ〜の頃だ、とうに〜するころだ
a pity, a shame, a mistake, a good iidea, a great pleasure, etc.
残念だ、気の毒だ、間違いだ、よい考えだ、大変な喜びだ
(10) It is about time to go.
そろそろ出かける時刻です
(4) It is a mistake for her to marry Tom.
彼女がトムと結婚するのは間違いです
(5) It's a good idea for you to book in advance.
前もって予約するのはいい考えです
[英会話発想トレーニング 表現の枠組み]
[基本4時制の展開]be動詞系列の展開
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の状態を表す) ※現在形
(1) It is hard to say Good-by(e).
そりゃ、難しいよ さようならをいうのが
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の状態を表す) ※過去形
(1) It was hard to say Good-by(e).
そりゃ、難しかったよ さようならをいうのが
[3] 未来形動詞フレーズ (未来の状態を表す) ※未来形
(1) It will be hard to say Good-by(e).
そりゃ、難しくなるよ さようならをいうのが
(2) It may be hard to say Good-by(e). ※以下「情緒表現)
そりゃ、難しくなるかもよ さようならをいうのが
(3) It is going to be hard to say Good-by(e). ※「進行」
そりゃ、難しくなそうだよ さようならをいうのが
(4) It seems to be hard to say Good-by(e).
そりゃ、難しなりそうよ さようならをいうのが
[4] ing形動詞フレーズ (未来の状態を表す)
進行形は無し
[5] 現在完了形フレーズ (過去を背負った現在の状態・付帯状況を表す) ※現在完了形
(1) It has been hard to say Good-by(e).
そりゃ、かつて難しくなったことがあるよ さようならをいうのが
[be動詞フレーズ5段活用】
be hard to say Good-by(e) 「さようならをいうのがむずかしい」
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(1) (is) hard to say Good-by(e) 現在形動詞フレーズ
(2) (was) hard to say Good-by(e) 過去形動詞フレーズ
(3) be hard to say Good-by(e) 原形動詞フレーズ
※助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being hard to say Good-by(e) ing形動詞フレーズ
※分詞構文、動名詞で使われる。
(5) been hard to say Good-by(e) ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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▲これから3ヶ月間にわたって、「英語脳の構築」について述べていきます。
その前に、「英語の骨格」「英語の枠組み」というものを意識して下さい。
第1章 6つの「英会話九九テーブル」が英語を組み立てている
まず確認していただきたいのは、この第1章は中学三年間で学ぶことになっている英語の4つの基本時制の学習となっていることだ。基本時制とは現在、過去、未来。そして現在完了形のことだ。
▲言うまでもなく,英語はbe動詞系列と一般動詞系列というたった2つの系列の学習となっている。
あえて第一章の始めから、現在完了形が登場することを驚く方も多いとおもう。本来この時制が登場するのは中学3年となっているのが常識となってるが、英語の発想とか英文の生産の面では簡単なことであり、その全体像を始めから習得する必要があると考えたからだ
私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGooogle Chromeのブックマークに入れて使っている。
もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
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