継続の難しさ

長い期間、電車通勤をしたことがある。
徒歩と待ち時間を入れ、合計1時間半ほどかかる。

電車に乗る時間は、40分。この間、読書の時間となる。
常にデイパックに3冊くらい入れていて読んでいた。

月に相当の読書量になった。

また、朝夕のウォーキングを、
わざわざ時間をとって行う必要がなく、
フットワークもよくなり活動的だった。

半面、何かあったとき、家の戻るのに時間がかかり、
台風や事故などで電車にトラブルがあると、
出かけることや戻ることができなかった。

何度も事務所に泊まったことがある。

駅で何時間も足止めになったり、
疲れてしまい眠り込み乗り越したこともあった。

不便な生活であり、雨の日や寒いときにはつらかった。

それが、その電車通勤がなくなったら、
一気に読書量が減り、運動量が減った。

不要になった時間を、読書や運動に使えばよいと思うが、
三日坊主で、継続できないのだ。

人間って頭で考えるほど、簡単にはいかない。

陸橋の階段でトレーニング

陸橋の階段を登り下りは、体にきつい。



年のせいにしたくはないが、運動不足は確かなこと。


若い時のように、スポーツを行わないし
ハイキングなんかにもいかなくなった。

平らなところを長い時間あるいても、さほどの運動量がない。
足の筋力も鍛えられない。

階段は、身体を持ち上げるので、短い時間の運動なら
こちらのほうが、断然効果がある。

熟年世代の知人が、カメラ仲間3人と紅葉の写真を撮りに行ったときのこと。

いつも2時間ほど歩いているという仲間のひとりが、
山歩きに自信があるようだったが、すぐばててしまったらしい。

「オレは歩いていなかったのに、全然大丈夫だった」知人は言っていた。
ただ、平のところを歩いていてもダメなんだろうね。

少し離れた山まで行かなくても、近くの陸橋の階段を
登り下りして鍛えるのもいいな。